Encoder.Reset メソッド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


Encoder オブジェクトは、複数のブロックにまたがる文字シーケンスを正確にエンコードできるように、GetBytes への連続する呼び出し間でステータス情報を維持します。また、Encoder オブジェクトは、データ ブロックの末尾で後続文字を保持し、その後続文字を次のエンコード操作に使用します。たとえば、データ ブロックが上位サロゲートで終了し、対応する下位サロゲートが次のデータ ブロックに含まれる場合があります。したがって、Decoder クラスと Encoder クラスは、ネットワーク伝送やファイル操作に役立ちます。これは、ネットワーク伝送やファイル操作では、完全なデータ ストリームではなくデータのブロックを処理することが多いためです。
Reset は、GetBytes への前の呼び出しから保持されているステータス情報 (下位サロゲートのない上位サロゲートなど、前のデータ ブロックの末尾にある後続文字を含む) をクリアします。
Reset は、GetBytes または GetByteCount によって例外がスローされた後も同じエンコーダを再利用する場合に便利です。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
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