ディグニティ
ディグニティとは威厳、気高さを意味し、リムジン型の高いステータス性を表現する。
1999年12月、プラウディアと同時に発表、2000年2月から販売を開始した。シャシー関連はプラウディアとデボネアに代わる三菱のトップモデル共用だが、ホイールベースはプラウディアの2830mmに対して3080mmと長く、プラウディアをストレッチしたリムジン専用ボディだった。全長も5335mmあった。リムジンとはいっても、前席と後席を仕切るパーティションはない。リヤシートには収納式ウッドテーブル、バイブレーター、シートヒーターなどを標準装備。さらに、助手席電動前倒れ機能とレッグサポート付き電動リクライニングシートの組み合わせにより、後席左側のくつろぎ空間を確保していた。定員4名。
エンジンはV8・DOHC・32バルブの4.5L・GDIを横置きに搭載。280psという高性能ながら、10・15モードで8.2km/Lと燃費も良好だった。ミッションはINVECS-Ⅱスポーツシフト付き5速AT。駆動方式はFF。電子制御エアサスペンションも付いていた。プラウディアとの相違点は、フロントグリルの大きさと幅広のBピラーにあった。2001年春には生産・販売を中止した。
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