Digitalisとは? わかりやすく解説

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ジギタリス【(ラテン)Digitalis】

読み方:じぎたりす

オオバコ科多年草。高さ約1メートル長楕円形。夏、の頂に長い穂を出し、下から順に紅紫色釣鐘状の花を開く。有毒強心薬として用いる。ヨーロッパ原産で、観賞用に栽培もされる(きつね)の手袋。《 夏》


ジギタリス 【Digitalis】

ジギタリス属多年草欧州原産薬用観賞用一名狐の手袋」。ジギタリスはラテン語の〈指〉の意に由来し魔除植物とされ、また古代ギリシアでは罰の象徴とした。イギリスでは死霊宿る妖精の草とし、家や船中入れるのを嫌った名があるのは、の尾も魔除とされるので、そういった関係からかといわれる花言葉は「不誠実」「華麗」など。

ジギタリス

【仮名】じぎたりす
原文】digitalis

うっ血性心不全などの心臓のいくつかの病態対す治療薬生成するのに用いられる物質。ジギタリスは、Digitalis purpureaキツネノテブクロ)という植物の乾燥させたものから生成されている。強心配糖体一種である。

ジギタリス

(Digitalis から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 07:36 UTC 版)

ジギタリス(実芰答里斯[1][注釈 1]: Digitalis)とは、オオバコ科[注釈 2]ジギタリス属(キツネノテブクロ属、学名: Digitalis)の総称である。狭義ではジギタリス属の特定のDigitalis purpurea)を指す。


注釈

  1. ^ 実芰答利斯、実芰答利私などとも当てる。なお、中国名は毛地黄である。
  2. ^ 従来の分類法新エングラー体系ではゴマノハグサ科に分類されている。

出典

  1. ^ 金沢庄三郎 編「ジギタリス(実芰答里斯)」『広辞林』(新訂)三省堂、1934年、836頁。 
  2. ^ 木下武司 「強心薬ジギタリスのお話」 帝京大学薬学部附属薬用植物園
  3. ^ ダウンシーとラーション著、柴田譲治訳『世界毒草百科図鑑』55ページ(2018年、原書房刊)
  4. ^ W N Arnold, L S Loftus (1991). “Xanthopsia and Van Gogh's Yellow Palette”. Eye (Lond) 5 (Pt 5): 503-10. doi:10.1038/eye.1991.93. PMID 1794418. 
  5. ^ ジギタリスとCa拮抗薬の薬物相互作用 臨床薬理 Vol.24(1993) No.1 P237 - 238


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