Deoxycytidine triphosphateとは? わかりやすく解説

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デオキシシチジン三リン酸

(Deoxycytidine triphosphate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/11/22 16:46 UTC 版)

デオキシシチジン三リン酸
識別情報
CAS登録番号 2056-98-6 
PubChem 65091
特性
化学式 C9H16N3O13P3
モル質量 467.156923
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

デオキシシチジン三リン酸(Deoxycytidine triphosphate、dCTP)は、ヌクレオシド三リン酸であり、ポリメラーゼ連鎖反応等のDNA複製の際に用いられる。この過程は、以下の化学反応式で表すことができる。

(DNA)n + dCTP ↔ (DNA)n-C + PPi

つまり、dCTPはピロリン酸を切り離し、dCMPがDNA鎖の3'末端に取り込まれる。続くピロリン酸の加水分解により、反応の平衡が右側に寄り、ヌクレオチドが取り込まれてDNA鎖が成長する。



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