DayRe:とは? わかりやすく解説

Dayre

名前 デール

DayRe:

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 10:19 UTC 版)

DayRe:
デイリー
出身地 日本
ジャンル J-POP
アニメソング
活動期間 2025年5月5日 -
事務所 ミュージックレイン
公式サイト DayRe: Portal Square
メンバー 相川奏多
橘美來
夏目ここな
日向もか
宮沢小春
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DayRe:(デイリー)は、ミュージックレインに所属する声優相川奏多橘美來夏目ここな日向もか宮沢小春から構成される「日常(Daily)に寄り添い、応援してくれたファンの皆へ感謝を歌や色々なカタチで返していきたい(Re:)[1]というコンセプトを元に活動する5人組ガールズユニットである。2025年に結成され、同年活動を開始した[1]

概要・来歴

ユニット結成前後の動き

2017年に開催された「第3回ミュージックレイン スーパー声優オーディション」で合格し、2019年にAbema、YouTubeで生配信されたIDOLY PRIDEプロジェクト開始の特番『第1回 「IDOLY PRIDE」情報解禁スペシャル生放送』でメンバーデビューを果たした。

その後、2025年5月5日までミュージックレイン3期生名義での活動を行う[注釈 1]

2025年1月19日にYouTubeで行われた生配信『【3期生】MR09延長戦&重大発表生配信!!!!!』にてユニットを結成して活動することが発表され、同年5月5日に開催されたイベント「LAWSON presents ミュージックレイン3期生ユニット名&デビュー曲お披露目会」内にてユニット名を公表した。同年5月7日、デビューシングル「DeaRy Days!」をリリースし、活動を開始した[2]

「DayRe:」という名称の由来・語源

ユニット名は、メンバーとスタッフによる話し合いで決定され、宮沢が提案した「Daily[語源 1]日々、褻の日[語源 2])」と「Re:(返信、繰り返す、再び)[語源 3][語源 4]」を組み合わせた造語である[3]

これにより、「毎日皆さんの身近な存在でありたい」という願いと、「もらった応援を様々な形で返したい」という思いが込められている[3]

「DayRe:」としての活動方針

DayRe:の今後の目標として、日向もかは地方でのホールツアー開催を挙げ、ファンとの交流や各地の美味しいものを楽しむことを望んでいる。相川は、5人での楽曲を増やすことに加え、メンバーの多様な方向性を活かした2人や3人での組み合わせ曲にも挑戦したいと考えている[3]

橘は、各メンバーの個性を詰め込んだ自己紹介ソングの制作を夢見ており、夏目は、様々な楽曲や衣装を通じてDayRe:の多様な魅力をファンに見せていきたいと語っている。宮沢は、ファンを含めた「みんなが幸せであること」を最優先とし、長く活動を続けられるユニットになることを願っている[3]

メンバー

名前 生年月日 出身地 愛称 イメージカラー[4] カラーパレット[4] 性格・人物評[3]
相川奏多 (2004-10-20) 2004年10月20日(20歳)[5] 兵庫県[5] たーぼー[6] [注釈 2] 「しっかり最年少担当」と橘美來に評されるように、最年少ながら意見をまとめるしっかりした一面を持つ。

一方で、宮沢小春からは「ツンデレ担当」とも言われ、猫のような掴みどころのない可愛らしさも持ち合わせる。

橘美來 (2000-03-05) 2000年3月5日(25歳)[7] 千葉県[7] らいらい[8] [注釈 3] 相川奏多からは「寂しがり屋のバブちゃん」と評され、自身では「美脚担当」と称している。

デビュー曲「DeaRy Days!」の衣装でもミニスカートを着用するなど、脚を見せるスタイルを好む。

夏目ここな (2003-09-06) 2003年9月6日(21歳)[9] 埼玉県[9] なっつ[10] [注釈 4] 橘美來からは「カメレオンみたい」と評されるように、その場に応じて必要な役割を補う多面性を持つ。

宮沢小春からは「ママ担当」と呼ばれ、家庭的でメンバーの世話を焼く一面がある。

日向もか (2001-05-17) 2001年5月17日(24歳)[11] 埼玉県[9] もな[12] 黄色[注釈 5] 「お日様担当」と呼ばれ、ユニット全体を明るくする存在である。また、橘美來からは「お笑い担当」とも評され、イベントを盛り上げるお笑い精神も持ち合わせる。

宮沢小春からは「ひらめき担当」やDayRe:の「お天気担当」と言われ、感情が顔に出やすいタイプである。

宮沢小春 (1999-03-29) 1999年3月29日(26歳)[13] 千葉県[4] こは[14]

こはるん[15]

水色[注釈 6] 「おっとり最年長担当」であり、日向もかからは「宇宙人担当」と呼ばれるほど、時折ユニークな行動を見せる。

相川奏多からは「癒し担当」とも評され、メンバーの意見を優しくまとめ上げる存在である。

メンバーのイメージカラーについては、「DayRe:の朝も140」の担当曜日[注釈 3][注釈 2][注釈 6][注釈 4][注釈 5]の色にちなむ[4]

ディスコグラフィ

シングル

発売日 タイトル 規格 脚注
1st 2025年5月7日 DeaRy Days! 配信シングル [16]
2nd 2025年6月6日 Happy Bubble Party 配信シングル [17]

出演

インターネット番組

脚注

引用

  1. ^ a b Inc, Natasha. “【イベントレポート】ミュージックレイン3期生のユニットDayRe:がデビュー「いろんな景色を見に行きたい」”. 音楽ナタリー. 2025年5月19日閲覧。
  2. ^ Inc, Natasha. “【イベントレポート】ミュージックレイン3期生のユニットDayRe:がデビュー「いろんな景色を見に行きたい」”. 音楽ナタリー. 2025年5月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e アニソン・アニメ音楽のポータルサイト, リスアニ!-. “5月からユニットとしての活動をスタートしたばかりのDayRe:にリスアニ!初インタビュー!「DeaRy Days!」と「Happy Bubble Party」、そしてここから先に広がる5人の夢を聞く”. リスアニ! – アニソン・アニメ音楽のポータルサイト. 2025年6月10日閲覧。
  4. ^ a b c d DayRe: @dayre_official”. 2025年5月19日閲覧。
  5. ^ a b MusicRay'n コーポレートサイト”. MusicRay'n コーポレートサイト. 2025年6月27日閲覧。
  6. ^ DayRe: @dayre_official”. 2025年6月27日閲覧。
  7. ^ a b MusicRay'n コーポレートサイト”. MusicRay'n コーポレートサイト. 2025年6月27日閲覧。
  8. ^ DayRe: @dayre_official”. 2025年6月27日閲覧。
  9. ^ a b c MusicRay'n コーポレートサイト”. MusicRay'n コーポレートサイト. 2025年6月27日閲覧。
  10. ^ DayRe: @dayre_official”. 2025年6月27日閲覧。
  11. ^ MusicRay'n コーポレートサイト”. MusicRay'n コーポレートサイト. 2025年6月27日閲覧。
  12. ^ DayRe: @dayre_official”. 2025年6月27日閲覧。
  13. ^ MusicRay'n コーポレートサイト”. MusicRay'n コーポレートサイト. 2025年6月27日閲覧。
  14. ^ DayRe: @dayre_official”. 2025年6月27日閲覧。
  15. ^ DayRe: @dayre_official”. 2025年6月27日閲覧。
  16. ^ 2025.5.7 デジタルリリース DayRe:「DeaRy Days!」”. DayRe: Portal Square(デイリーポータルスクエア) (2025年5月5日). 2025年5月5日閲覧。
  17. ^ DayRe: 2nd Digital Single「Happy Bubble Party」ジャケット公開&Pre-add/Pre-saveキャンペーンも実施!”. ミュージックレイン. 2025年6月8日閲覧。

注釈

  1. ^ 事実上のユニット活動
  2. ^ a b 火曜日:火炎の赤、相川の担当曜日
  3. ^ a b 月曜日:夜空の青、橘美來の担当曜日
  4. ^ a b 木曜日:森林の緑、夏目の担当曜日
  5. ^ a b 金曜日:黄金の黄色、日向の担当曜日
  6. ^ a b 水曜日:水の青(水色)、宮沢の担当曜日

語源

  1. ^ 古英語の dæg に由来する英語固有語dæg は元々「太陽が地平線の上にある時間(昼間)」を指したが、「生涯」や「特定の期間」といった意味も持っていた。 この dæg は、ゲルマン祖語*dages-(日)を語源とする。これは他の多くのゲルマン諸語にも受け継がれており、古ザクセン語中期オランダ語オランダ語dag古フリジア語didei古高ドイツ語tag現代ドイツ語Tag)、古ノルド語dagrゴート語dags などが相当する。
  2. ^ 日高(2017)によると、褻の日(けのひ)とは、日本の伝統的な時間概念であるハレとケにおける「日常」を指す言葉である。「ハレ」(晴れ、霽れ)が儀礼、祭、年中行事などの「非日常(冠婚葬祭)」を表すのに対し、「ケ」は普段の生活、つまり日々の営みを意味する。 1603年イエズス会が刊行した『日葡辞書』には、「ハレ」は「Fare」と表記され、「表立ったこと、または、人々がたくさん集まった所」と説明され、「褻(ケ)」は「Qe」と表記され、「普通の、または、日常の(もの)」と説明されている。
  3. ^ ノルマン・コンクエスト(11世紀にノルマンディーギヨーム2世によって行われたウェセックス朝イングランド王国に対する軍事遠征)の際に流入したラテン・フランス語系の接頭辞 're-' に由来する。 ラテン・フランス語系の借入語以外にも 多くの語に付けられている。 
  4. ^ 接頭辞Reの語源については、ワトキンス(2000)がインド・ヨーロッパ祖語で「回転する」を意味する*wert-の転倒形である*wret-に由来する可能性を指摘している。一方でデ・ヴァーンは、2004年の研究で再構築されたインド・ヨーロッパ祖語の語根*ureh₁-(「戻る」の意)が「唯一受け入れられる語源」であると主張している。

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