DESQview と QEMM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/07 15:46 UTC 版)
「DESQview」の記事における「DESQview と QEMM」の解説
DESQview などのリアルモードのプログラムが 80386 上で 640KB を超えるアドレスにあるメモリにアクセスするには、工夫が必要だった(XMS、EMS、UMA を参照)。Quarterdeck はそのためのメモリ管理プログラムを開発した。マーケティング担当のマネージャは将来を見通し、それを別製品 QEMM-386 として発売した。これは DESQview よりも人気となり、かなりの売り上げをもたらした(1987年から1994年まで、毎年1億5000万ドル以上の売り上げ)。Pentiumがリリースされると、単に QEMM と称するようになった。DESQview と QEMM-386 を同梱した製品は DESQview 386 と呼ばれた。 80386の登場により、メモリ管理機能が強化され、プロテクトモードへの移行が進んだが、仮想86モードによって MS-DOS などのリアルモードのプログラムを拡張メモリにマッピングすることも可能となった。これにより、LIM(ロータス、インテル、マイクロソフト) EMS も実装された。 DESQview は QEMM を使って LIM EMS の API では不可能なこともでき、コンベンショナルメモリ(640KBまでのメモリ)の大部分を複数の拡張メモリブロックにマッピングし、それぞれが透過的に実行できるようにした。DOS の最初のコピーやネットワークドライバなどは DESQview の前にロードされていなければならない。QEMM と DESQview を組み合わせると、多数のプログラムを同時に実行可能であった。例えば、8MB のシステムでは約12本のフルサイズの MS-DOS プログラムが並行して動作でき、16MB のシステムでは20以上が動作できた。
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