CreateUserWizard.OnCreateUserError メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

CreateUserWizard.OnCreateUserError メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定されたユーザー アカウントの作成に問題がある場合、CreateUserError イベントを発生させます。

名前空間: System.Web.UI.WebControls
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Overridable Sub
 OnCreateUserError ( _
    e As CreateUserErrorEventArgs _
)

Visual Basic (使用法)

Dim e As CreateUserErrorEventArgs

Me.OnCreateUserError(e)

C#

protected virtual void OnCreateUserError (
    CreateUserErrorEventArgs e
)

C++

protected:
virtual void OnCreateUserError (
    CreateUserErrorEventArgs^ e
)

J#

protected void OnCreateUserError (
    CreateUserErrorEventArgs e
)

JScript

protected function OnCreateUserError (
    e : CreateUserErrorEventArgs
)

パラメータ

e

イベントのデータを保持する CreateUserErrorEventArgs。

解説

OnCreateUserError メソッドは、MembershipProvider プロパティで指定したメンバシップ プロバイダが、指定されたユーザー アカウントの作成によりエラー メッセージを返す場合に呼び出されます。e パラメータとして渡された CreateUserErrorEventArgs オブジェクトの CreateUserError プロパティには、エラーの詳細を格納する MembershipCreateStatus オブジェクトが格納されます。

イベントが発生すると、デリゲートを使用してイベント ハンドラが呼び出されます。詳細については、「イベントの処理と発生」を参照してください。

OnCreateUserError メソッドを使用すると、デリゲートを結び付けずに、派生クラスでイベントを処理することもできます。派生クラスでイベントを処理する場合は、この手法をお勧めします。

継承時の注意 派生クラスで OnCreateUserError をオーバーライドする場合は、登録されているデリゲートがイベントを受け取ることができるように、基本クラスの OnCreateUserError メソッドを必ず呼び出してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CreateUserWizard クラス
CreateUserWizard メンバ
System.Web.UI.WebControls 名前空間
CreateUserError
MembershipCreateStatus
その他の技術情報
ASP.NET ログイン コントロール