Control.DoubleBuffered プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Control.DoubleBuffered プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ちらつきを軽減または回避するために、2 次バッファを使用してコントロールの表面を再描画するかどうかを示す値を取得または設定します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Overridable Property
 DoubleBuffered As Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim value As Boolean

value = Me.DoubleBuffered

Me.DoubleBuffered = value

C#

protected virtual bool DoubleBuffered { get;
 set; }

C++

protected:
virtual property bool DoubleBuffered {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

J#

/** @property */
protected boolean get_DoubleBuffered ()

/** @property */
protected void set_DoubleBuffered (boolean
 value)

JScript

protected function get DoubleBuffered
 () : boolean

protected function set DoubleBuffered
 (value : boolean)

プロパティ値
ダブル バッファリングを使用してコントロールの表面を再描画する必要がある場合は true。それ以外の場合は false。

解説

バッファ内のグラフィックスは、表示されている表面の一部を少しずつ再描画したために発生するちらつきを軽減または除去します。バッファ内のグラフィックスでは、更新されたグラフィックス データが最初にバッファに書き込まれる必要があります。その後、グラフィックス バッファ内のデータは、表示されている表面のメモリに直ちに書き込まれます。通常は、表示されているグラフィックス メモリを比較的すばやく切り替えることで、すばやく切り替えなかった場合に発生するちらつきが軽減されます。

メモ
DoubleBuffered は、バインドできるプロパティではありません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Control クラス
Control メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
BufferedGraphics
BufferedGraphicsContext
BufferedGraphicsManager
OptimizedDoubleBuffer