Glomerella acutata(炭疽病菌)
Glomerella acutata J.C.Guerber & J.C.Correll [=Colletotrichum acutatum Simmonds ex Simmonds]
分類:子のう菌門,核菌綱,クロカワキン目,クロカワキン科
北海道を除く全国に分布。多犯性植物病原菌であり、計50種以上の花・野菜・果樹類に対し炭疽(たんそ)病を引き起こすとされる。罹病組織表面に分生子層を作り、内部の分生子を飛散して蔓延する。有性世代は、人工培養条件下のみで確認されている。
性状(機能):植物病原菌 病徴→JPEG(23kb)
形態: 有性世代:培地上の対峙培養で形成。球形~倒洋梨形で幅が125~313μの子のう殻の内部に、一重壁で棍棒型の子のうを配する。子のう内部の子のう胞子は無色単胞、先端が丸い長楕円形~楕円形で、大きさは8.5~25.1×3.1~8.1μ。 無性世代:分生子層上にオレンジ色からピンク色の分生子粘塊を生じる。分生子は無色単胞で、両端が尖った紡錘形、大きさは8.5~16.5×2.5~4μ。付着器は倒卵形~棍棒形で輪郭が平滑なものが多く、大きさは8.5~10×4.5~6μ。 | |||
分生子 | 付着器 | 培養菌叢 上:表面,下:裏面 |
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