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クリス・ゲッツ

(Chris Getz から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 10:05 UTC 版)

クリス・ゲッツ
Chris Getz
ロイヤルズ時代(2011年5月25日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 ミシガン州オークランド郡サウスフィールド
生年月日 (1983-08-30) 1983年8月30日(40歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 二塁手
プロ入り 2005年 MLBドラフト4巡目(全体125位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名
初出場 2008年8月12日 カンザスシティ・ロイヤルズ
最終出場 2014年5月10日 ロサンゼルス・エンゼルス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・ライアン・ゲッツ(Christopher Ryan Getz, 1983年8月30日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州オークランド郡サウスフィールド出身の元プロ野球選手二塁手)。右投左打。2023年8月31日よりMLBシカゴ・ホワイトソックスゼネラルマネージャー(GM)を務めている。

経歴

プロ入り前

2002年MLBドラフト6巡目(全体180位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名されたが、契約せずにウェイクフォレスト大学へ進学し、翌2003年ミシガン大学へ編入した。

プロ入りとホワイトソックス時代

2005年MLBドラフト4巡目(全体125位)で再びホワイトソックスから指名され入団。同年は傘下のパイオニアリーグのルーキー級のグレートフォールズ・ボイジャーズ英語版で6試合、A級カナポリス・インティミデイターズ英語版で55試合に出場。

2006年から2007年にかけてAA級バーミングハム・バロンズでプレイし、2008年は、AAA級シャーロット・ナイツでプレーし、オールスター・フューチャーズゲームの米国選抜に選出された[1]8月10日にメジャー昇格を果たし[2]8月12日カンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー。

チームはシーズン終了後、守備位置の重複するアレクセイ・ラミレスを二塁から遊撃へコンバートさせ[3]、ゲッツは二塁手として2009年開幕を迎えた。8月12日から15日間の故障者リスト入りしたものの[4]、107試合に出場し、複数安打試合(28)は新人選手としてリーグ最多、盗塁成功率(92.6%)はリーグ1位を記録し、Topps ルーキーオールスターチーム英語版に選出された[5]

ロイヤルズ時代

2009年11月6日マーク・ティーエンとのトレードで、ジョシュ・フィールズと共にロイヤルズへ移籍した[6]

2013年12月2日FAとなった。

ブルージェイズ時代

2014年1月16日トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ[7]。傘下のAAA級バッファロー・バイソンズで開幕を迎え、4月29日にブルージェイズとメジャー契約を結んで25人枠入りした[8]。昇格後は10試合に出場したが、打率.160と結果を残せず、5月11日DFAとなり[9]、13日に40人枠を外れる形でAAA級バッファローへ降格した。直後の5月16日に現役引退を発表した[10]

現役引退後

2014年11月20日にロイヤルズのフロント入りすることを発表した[11]。野球運営/選手育成アシスタントとして2シーズン働き、2016年シーズン限りで退社した。

2016年10月にホワイトソックスに雇用され、2020年までは選手育成ディレクターを務めた[12][13]

2021年にGM補佐に昇進し、選手評価、人事、ドラフト部門などに携った[13]

2023年8月31日、リック・ハーンに代わるホワイトソックスの新GMに就任した[13]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2008 CWS 10 7 7 2 2 0 0 0 2 1 1 1 0 0 0 0 0 1 0 .286 .286 .286 .572
2009 107 415 375 49 98 18 4 2 130 31 25 2 1 3 30 1 6 54 4 .261 .324 .347 .671
2010 KC 72 248 224 23 53 9 0 0 62 18 15 2 3 0 19 1 2 28 3 .237 .302 .277 .579
2011 118 429 380 50 97 6 3 0 109 26 21 7 14 2 30 0 3 45 5 .255 .313 .287 .600
2012 64 210 189 22 52 10 3 0 68 17 9 3 8 2 11 0 0 17 3 .275 .312 .360 .672
2013 78 237 209 29 46 6 1 1 57 18 16 3 8 0 20 3 0 24 9 .220 .288 .273 .561
2014 TOR 10 28 25 1 4 1 0 0 5 0 2 0 1 0 1 0 1 4 1 .160 .222 .200 .422
通算:7年 459 1574 1409 176 352 50 11 3 433 111 89 18 35 7 111 5 12 173 25 .250 .309 .307 .616

獲得タイトル・表彰・記録

  • Topps ルーキーオールスターチーム英語版 (二塁手部門:2009年)

背番号

  • 39(2008年、2014年)
  • 17(2009年 - 2013年)

脚注

  1. ^ Sheehan, Joe (2008年7月14日). “BP: Futures Game offers glimpse of stars, moments to come” (英語). Sports Illustrated. 2010年2月17日閲覧。
  2. ^ CHICAGO (AP) (2008年8月10日). “Quentin connects for 32nd homer as Dotel, White Sox nip Boston” (英語). ESPN.com. 2010年2月17日閲覧。
  3. ^ Associated Press (2009年3月22日). “Guillen endorses Getz for 2B job” (英語). ESPN.com. 2010年2月17日閲覧。
  4. ^ ESPNChicago.com (2009年8月14日). “Sox put Getz on DL; call up Lillibridge” (英語). ESPN.com. 2010年2月17日閲覧。
  5. ^ Topps names Chris Getz to 2009 Major League Rookie All-Star Team” (英語). MLB.com (2009年11月25日). 2010年2月17日閲覧。
  6. ^ Royals acquire Chris Getz and Josh Fields from White Sox for Mark Teahen and cash considerations” (英語). MLB.com (2009年11月6日). 2010年2月17日閲覧。
  7. ^ Todd, Jeff (2014年1月16日). “Blue Jays Sign Chris Getz”. mlbtraderumors.com. 2014年1月16日閲覧。
  8. ^ Blue Jays Select Getz”. MLB.com Blue Jays Press Release (2014年4月29日). 2014年4月30日閲覧。
  9. ^ Blue Jays activate Janssen”. MLB.com Blue Jays Press Release (2014年5月11日). 2014年5月12日閲覧。
  10. ^ Gregor Chisholm, Teddy Cahill (2014年5月17日). “Getz's retirement no surprise to Gibbons”. MLB.com. 2014年5月23日閲覧。
  11. ^ Royals add former infielder Getz to front office
  12. ^ 「2017 - 2021 全30球団未来予想図 シカゴ・ホワイトソックス」『月刊スラッガー』2017年3月号 日本スポーツ企画出版社 40頁
  13. ^ a b c Chris Getz named new White Sox general manager”. MLB.com (2023年8月31日). 2023年9月17日閲覧。

関連項目

外部リンク


「Chris Getz」の例文・使い方・用例・文例

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