Centrino Atom
別名:Intel Centrino Atom,Intel Centrino Atom processor technology,インテル・セントリーノ・アトム・プロセッサー・テクノロジー
Centrino Atomとは、Intelが2008年4月に発表した、主にMID(モバイル・インターネット・デバイス)を対象とするハードウェアプラットフォームのブランドである。
Centrino Atomは、CPUやチップセットなどのセットであるCentrinoブランドのAtom版であると言える。低消費電力を特徴とするCPU「Atom」を中心とし、小型モバイル端末で通常サイズのPCに劣らない性能の実現を目指すブランドとして発表された。
モバイルPC: | CASSIOPEIA CardBus Centrino Centrino Atom Centrino Pro ExpressCard GENIO |
Centrino Atom
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:44 UTC 版)
「Intel Atom」の記事における「Centrino Atom」の解説
ノートパソコン市場向けのインテルの製品ブランドの1つCentrinoと結び付けられた「Centrino Atom」(セントリーノ・アトム) という製品群は、低消費電力が求められるデジタル・モバイル機器などでの採用を想定していた。インテルのウェブサイトでは、ノートパソコンとPDAとの中間に位置するネットブックや組込み機器向けとしている。CPUコアはコードネーム「Bonnell」(ボンネル) と呼ばれている。Bonnellを採用した製品は複数公表されており、それぞれ対象とする市場が異なる。 Silverthorne - MID (モバイル・インターネット・デバイス、Mobile Internet Device、2008年4月に米インテル社が示した新たなノートパソコンのカテゴリー) Diamondville - ネットブック、ネットトップ Silverthorneと統合チップセット (コードネーム「Poulsbo」(ポルスボ)、System Controller Hub - SCH) を組み合わせたプラットホーム (コードネーム「Menlow」) には、インテル Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー (Intel Centrino Atom processor technology、セントリーノ・アトム・プロセッサー・テクノロジー) というブランドネームが与えられた。しかし、2008年8月にはインテルが「Centrino Atom」ブランドの廃止を決定。「Atom」に一本化された。
※この「Centrino Atom」の解説は、「Intel Atom」の解説の一部です。
「Centrino Atom」を含む「Intel Atom」の記事については、「Intel Atom」の概要を参照ください。
- Centrino Atomのページへのリンク