CONVECTIONとは? わかりやすく解説

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コンベクション【convection】

読み方:こんべくしょん

空気などの対流


たいりゅう 対流 convection

温度の上がった軽い気体液体上昇し温度の低いものは下降して空間的に循環流が生ずる。これによって空間その内の熱が移動する

対流

(CONVECTION から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/10 04:39 UTC 版)

上と下とで温度差のある流体での、対流の一例。下から入力された熱は、対流によって流体上部へと運ばれ、流体表面からの熱放出によって冷やされた後は流体下部へと潜る。流体中の矢印はセルの形状を示し、レーリー数やプラントル数によって大きく変化する。

対流(たいりゅう、英語: convection)とは、流体において温度表面張力などが原因により不均質性が生ずるため、その内部で重力によって引き起こされる流動が生ずる現象である。

なお、伝熱工学における対流とは、流体が熱を運ぶ現象のことである。英語の convection はラテン語由来で、(熱を) + con(一緒に) + vect(運ぶ) + ion(こと) という意味である。日本語の「対流」からは、上昇流と下降流の様な、向きが異なる流れが対になっているかの様な感じを受けるが、伝熱工学においては、その様な意味はない。

地球大気においては、大気の鉛直方向の運動は高度 0 キロメートルから約 11 キロメートルの層に限られ、この領域を対流圏と呼ぶ。また地球や惑星の内部では、対流により内部の熱源から地表面への熱輸送が生じており、地表面の変動を引き起こす原因となっている。

近年、計算機の性能が向上し、流体の運動方程式ナビエ-ストークスの式)を高精度に計算することが可能となったため、コンピュータを用いたシミュレーションによる対流現象の研究が盛んに行われており、工学的な技術としても重要な分野である。また惑星内部の対流など、実験・観測が不可能な領域における流体の挙動を理論的に解明する研究も行われている。

鉛直対流

上層ほど密度の大きな流体が静力学的不安定となり、流体の運動が生ずる対流を鉛直対流と呼ぶ。温度による流体の密度の変化が原因となる熱対流が最も一般的な例である。

熱対流の体系的な研究は、1900年にフランスのアンリ・ベナールフランス語版による実験から始まった。パラフィン、鯨油などの粘性の高い流体層の下面を一様に加熱すると、加熱された流体は浮力により上昇するため、流体内部に半定常的な細胞状の模様(対流セル)が形成されることがある。細胞の中心付近では上昇流、境界付近では下降流になっている。これをベナール・セルと呼ぶ。1916年にレーリー卿は、その理論的な解析を行った。そのことから細胞状のパターンが生ずる熱対流をレーリー=ベナール型対流と呼ぶ。

ブジネスク近似熱膨張による密度変化に比べて、膨張圧縮による密度変化が無視できる流体)が成り立つ流体におけるレーリー=ベナール型対流は、実際の流体の厚さには直接関係無く、レーリー数

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