CNO-2 サイクルとは? わかりやすく解説

CNO-2 サイクル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 16:05 UTC 版)

CNOサイクル」の記事における「CNO-2 サイクル」の解説

上記反応最後で 15N と水素融合する際に、約0.04%の確率で 12C と 4He ではなく 16O とガンマ線光子作られる場合がある。この場合にはサイクル分岐し、以下の反応経路をとる。 N 15   + H 1 {\displaystyle {\ce {^{15}N\ + {}^1H}}} ⟶ {\displaystyle {\ce {->}}} O 16   + γ {\displaystyle {\ce {^{16}O\ + \gamma}}} O 16   + H 1 {\displaystyle {\ce {^{16}O\ + {}^1H}}} ⟶ {\displaystyle {\ce {->}}} F 17   + γ {\displaystyle {\ce {^{17}F\ + \gamma}}} F 17 {\displaystyle {\ce {^{17}F}}} ⟶ {\displaystyle {\ce {->}}} O 17   + e +   + ν e {\displaystyle {\ce {^{17}O\ +{\mathit {e}}^{+}\ +\nu _{\mathit {e}}}}} O 17   + H 1 {\displaystyle {\ce {^{17}O\ + {}^1H}}} ⟶ {\displaystyle {\ce {->}}} N 14   + He 4 {\displaystyle {\ce {^{14}N\ + {}^4He}}} CNO-1 サイクルでの炭素窒素酸素同じく、この CNO-2 サイクルで生成されるフッ素原子核も単に触媒として働きサイクル反応定常状態にある場合には恒星内に溜まることはない。

※この「CNO-2 サイクル」の解説は、「CNOサイクル」の解説の一部です。
「CNO-2 サイクル」を含む「CNOサイクル」の記事については、「CNOサイクル」の概要を参照ください。

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