C型インフルエンザウイルス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/04 10:55 UTC 版)
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分類(ウイルス) | ||||||||||||
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C型インフルエンザウイルス(英: Influenza C virus)とはオルソミクソウイルス科に属するウイルスの1種であり、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス同様、インフルエンザを引き起こす。C型インフルエンザウイルス属に属する唯一のウイルスである。
C型インフルエンザウイルスはヒトとブタに感染し、インフルエンザを引き起こすことが知られている[1]。
C型インフルエンザウイルスによるインフルエンザはA型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルスに比べ、重篤になることは稀である。 局地的なエピデミックを引き起こす可能性も少ない。
脚注
参考文献
- Guo Y., Jin F., Wang P., Wang M., Zhu J.M. (1983). Journal of General Virology 64: 177-82. PMID 6296296.
- Isolation of influenza virus C from influenza cases in 1999/2000 season - Saitama
外部リンク
- Detection of influenza C virus by using an in situ esterase assay
- ICTVdB database for Influenzavirus C
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C型インフルエンザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 09:53 UTC 版)
「インフルエンザウイルス」の記事における「C型インフルエンザ」の解説
C型インフルエンザウイルスはA型、B型とは異なり、主に4歳児以下の小児に感染して鼻汁過多を特徴とする鼻かぜ様の症状を呈する。これはC型インフルエンザと呼ばれ、A型やB型と異なり季節性がなく通年にわたって発生する。一度罹患すると免疫がほぼ一生持続し、2度罹ることは極めて稀である。小児期にほとんど全ての人が感染するが、この時期に感染しなかった場合には成人にも感染することがある。成人ではさらに咽頭痛などを伴うことがあるが、ほぼ小児のC型インフルエンザと同様である。
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