Butane

デジタル大辞泉

ブタン【butane】

読み方：ぶたん

メタン系炭化水素の一。正ブタンとイソブタンの二つの異性体がある。分子式C₄H₁₀

石油/天然ガス用語辞典

ブタン

読み方： ぶたん
【英】: butane

LP ガスの主成分の一つで、分子式 C4H10 のパラフィン系炭化水素。 液密度は 15 ℃において約 0.58kg/L で、総発熱量は、31,590Kcal/m3（11,685Kcal/kg）とプロパンより体積当りでは高く、重量当りでは低いガスである。沸点は大気圧下で－ 0.5 ℃と発生能力がプロパンよりも劣るが、強制気化方式（べーパライザー）を用いて、自動車用燃料や工業燃料、化学原料用等主として産業分野で広く使われている。 （吉田 斉、2006 年 3 月）

日本化学物質辞書Web

ブタン

分子式：	C4H10
その他の名称：	ジエチル、n-ブタン、ノルマルブタン、Butane、Diethyl、n-Butane、Normal butane、R-600、液化石油ガス、LPG、Liquefied petroleum gas、3-Methylpropane
体系名：	3-メチルプロパン、ブタン

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分子構造リファレンス

物質名

ブタン

慣用名

n-ブタン

英語名

Butane

化学式

C₄H₁₀

原子量

58.12

融点（℃）

-138.3

沸点（℃）

-0.5℃

特徴

無色の気体。微臭を放つ。可燃性がきわめて強く、熱や火、あるいは酸化剤に触れると大きくな爆発を呼び起こす危険がある。

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