バスツアー
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バスツアー(英語:bus tour)[注釈 1]とは、バスにグループが一緒に乗って行う旅(ツアー)であり、通常はさまざまな名所や観光地を見て回ることを目的としたもの[1]。
世界各地の会社により運行されている。
歴史
1910年3月、アメリカ合衆国の自動車改造業者のルイス・ブッシュ(Louis Bush)が、古いMack社製トラックを改造してバス車両とし、首都ワシントンD.C.市内でガイドつき観光バスツアー (sightseeing tours) を開始し[2]、グレイライン・ワールドワイド(Gray Line Worldwide)の創業者となった。これが記録上もっとも古い「バスによる観光ツアー」のひとつとされる。同社は1926年までにニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコなど全米の主要都市でそのサービスの提供するようになり、さらに国境を越えてカナダのトロントや、キューバのハバナでも提供するようになった[2]。
1948年8月、日本の東京台東区で新日本観光 (現在のはとバス) が設立された。1949年(昭和24年)1月に団体貸切バス第一号車として成田山初詣へ運行。1949年(昭和24年)3月には、女性ガイドの第1期5名を採用し都内定期観光バス(半日コース)の運行を開始した[3]。
第二次世界大戦後の1951年6月、イギリスのロンドンの公共交通機関(London Transport Executive) により、ロンドン市内観光バスツアー “Service J” が始められた。これがロンドン(および英国)で「観光目的のバスツアー (sightseeing bus tour)」として記録された最初期のもののひとつである。このバスツアーは戦後の1951年開催の Festival of Britain (イギリス全国博覧会) にあわせて導入された。
1973年にアメリカで設立されたGreen Tortoise Adventure Travelが、長距離バスツアーのサービスの提供を開始。バックパッカーなどを対象とし米国内の長距離バスツアーだけでなく、国境を越えてカナダやメキシコへ向かう長距離バスツアーを提供するようになった。
日本国内のバスツアー
種類
目的(イベント参加、グルメ、世界遺産観光など)、テーマ(推し活・ハイキング・季節限定)、日数(日帰り、宿泊)、発着地、バスのタイプ(大型、マイクロバス)、利用形態(旅行会社企画、貸切、おひとり様限定)などで細かく分類されている。
以下例をいくつか挙げる。
都市観光バスツアー
日本で都市を中心とし最大規模で観光バスツアーを行っているのは、東京を中心として観光バスツアーを運営している はとバス である。その次の規模が名古屋や中部地方を中心にバスツアーを運営している名鉄観光である。
- 東京観光バスツアー
はとバスが老舗であり、1年あたりの利用者数は50万人を超えており、2024年度の利用者数は(ゴールデンウイークの日並びや悪天候が原因で、前年より3%ほど減ったというのに)538,609名であった[4]。つねに 100種類以上の観光バスツアーを運行しており、半日/1日/宿泊などのツアーの長さ、昼間/夜間などの時間帯、テーマや訪問地 等で細かく分類され、初心者からリピーターまで楽しめる多様なコースが用意されており、たとえば"定番観光コース"では浅草(雷門)、東京スカイツリー、東京タワー、お台場、皇居、銀座などを巡り、"グルメコース"では築地で寿司、帝国ホテルやプリンスホテルでバイキング、豊洲市場の「千客万来」訪問、お値打ちな半日コースを気軽に申し込む選択肢もあり、1日コースでは東京に加えて横浜を楽しむコースもあり、そのほか季節限定コースもあり、はとバスは企画力が高く、東京の新スポットを取り込んだ新企画が次々と開発され少しづつ入れ替わってゆき、東京や関東の住人も "住民でも知らなかった東京"や "新しい東京" を何度も"発見"して楽しむことができるので、首都圏の人々が主要な顧客層でありリピーターが多い。それに次ぐ客層が海外から日本・東京を訪れた観光客で、増加傾向にあり(2024年度は前年度比 1.6倍ほど[4])、英語のガイドつきのコースも用意している。
遊園地・テーマパークツアー
遊園地が開園するとそこへ向いそこで遊び出発地に戻るためのバスツアーも運行されるようになった歴史がある。日本で特に人気のある遊園地・テーマパーク数十ほどのほとんどは、そこに移動し遊び出発地に戻るバスツアーが運行されている。
- 歴史
- 富士急ハイランドツアー
富士急ハイランドは1969年に開業しており、古くから富士急ハイランドに向い、遊び、出発地に戻るバスツアーが運行されている。
たとえばディズニーランド、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ハウステンボスなどへ向い出発地に戻るバスツアーも開催されるようになった。
- 近年
- ジブリパーク・バスツアー - 2022年に愛知でジブリパークがオープンし、バスツアーが運行されるようになった。
脚注
注釈
- ^ 英語圏の辞書類でも、英語圏の各国(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア など)の行政でも、英語圏の民間企業でも、bus tour バスツアーということが一般的である。日本の民間企業もバスツアーと呼んでいることは多い[1][2][3][4][5][6][7][8][9]。
出典
- ^ “bus tour”. 2025年12月10日閲覧。
- ^ a b “About US, The Global Leader in Sightseeing Tours & Experiences Since 1910”. 2025年12月10日閲覧。
- ^ “はとバスの歩み”. 2025年12月10日閲覧。
- ^ a b “はとバス 東京観光 2024年度ご利用者数538,609名”. 2025年12月11日閲覧。
関連項目
「bus tour」の例文・使い方・用例・文例
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