BIS規制とは? わかりやすく解説

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BIS規制(びすきせい)(BIS rule)

銀行自己資本比率に関する国際基準

銀行リスク資産対す自己資本割合のことを自己資本比率といい、業務として国際的な取引を行う銀行には8%以上となることが必要とされている。

企業対す貸し出し債権、あるいは株式債券といった有価証券など銀行保有するリスク資産総額対し資本金剰余金などの自己資本一定以上にするという条件求められている。国際決済銀行BIS)のバーゼル銀行監督委員会は、1988年自己資本比率計算式決め、この比率を8%以上にしないと事実上国際業務ができなくなるように規制した

銀行経営健全性を示す自己資本比率上げるには、増資するなどして(分子の)自己資本上積みするか、企業向け融資残高を圧縮するなどして(分母の)リスク資産を減らすしかない

もし、アメリカ並み厳格な会計手法日本大手銀行自己資本比率評価すると、BIS規制を下回る銀行多く出ると言われている。

(2002.11.12更新



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