B-CASカードエミュレーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:33 UTC 版)
「B-CAS」の記事における「B-CASカードエミュレーション」の解説
2012年(平成24年)5月23日午前 6時37分、バックドアを経てリバースエンジニアリングされたB-CASプログラムを基に、B-CASをエミュレーションするソフトウエアであるSoftcasが発表された。このプログラムをインストールすると、あたかもB-CASカードが存在する様に振舞い、DRM解除や限定受信システム回避の為に違法なB-CASカードの改竄(この罪は私電磁記録不正作出罪および同行使となる)も、またカードそのものの装着も不要となる。本プログラムの存在は、Googleがプログラムの場所を削除させる事によって隠蔽された。しかし、コンピュータプログラムはソースコードと共に流出。現在はイランに存在する、Torによる匿名サーバによって公開され、2015年現在もメンテナンスされている。なお、これはあくまでプログラムであってICカードではないので、b-casカードの物理的挿入を必須とするほとんどのTVや録画機におけるコピーガード並びに有料放送の視聴制御にはそれほど影響がない(主にフーリオのような無反応機のpc用チューナーに影響がある)。
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