オートコレクト
オートコレクトとは、WordやExcelといった「Microsoft Office」アプリケーションにおいて、入力時のスペルミスを自動的に修正する機能のことである。
オートコレクトでは、登録済みの入力ミスのパターンに合致する文字列が入力された場合に、正しい文字列に自動的に置き換えられる。英字の大文字と小文字の使い分けや、数字の表記、長音記号の有無など、表記ゆれを補正したり統一したりするのに有効である。また、グラフィックスや記号を簡単に挿入することも可能である。例えば、(c)と入力して©(コピーライト記号)を挿入することができる。
オートコレクトを有効にするには、[オートコレクトのオプション]パレットで、「入力中に自動修正する」のチェックボックスをチェックする。それとは逆に、無効にするには、チェックを外す。なお、[オートコレクトのオプション]パレットの表示方法は、Officeのバージョンにより異なる。Office 2003以前のバージョンでは、[ツール]メニューの[オートコレクト]を選択する。また、Office 2007のWord 2007の場合は、Microsoft Officeボタンをクリックして、[Wordのオプション]をクリックした後、[Wordのオプション]パレットで[文章校正]を選択して、[オートコレクトのオプション]をクリックする。
オートコレクトの項目はデフォルトで登録されており、ユーザーが任意に追加したり変更したりすることができる。よって、オートコレクトにより不要な修正が実行された場合には、オートコレクトの項目から除外すれば回避が可能である。
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