大文字と小文字の使い分け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 01:11 UTC 版)
「大文字と小文字」の記事における「大文字と小文字の使い分け」の解説
ラテン文字、ギリシア文字、キリル文字、コプト文字、アルメニア文字、アドラム文字(英語版)、ワラング・クシティ文字、チェロキー文字、オサジ文字(英語版)を使用している言語では、文字の明瞭性と読みやすさを高めるために、大文字・小文字の区別をしている(bicameral scripts)。また、かつて使われていたデザレット文字にも大文字・小文字の区別があった。グルジア文字にはいくつかのバリエーションがあり、それらを別の大文字とする試みもあったが、現代のグルジア語の書き言葉では大文字と小文字を区別していない。 他の多くの言語では、大文字と小文字の区別がない(ユニケース(英語版))。これには、ほとんどの音節文字やその他の非アルファベット文字が含まれる。 大文字と小文字の区別がある文字では、一般的にテキストの大部分には小文字が使用され、大文字は文頭や固有名詞の語頭など、限られた場所でのみ使用される。また、強調表現で大文字が使用されることもある。頭字語は全て大文字(オールキャップス)で書かれることが多い。
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