Amigaのグラフィックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 17:02 UTC 版)
「Amiga」の記事における「Amigaのグラフィックス」の解説
AMIGAのグラフィック表示方式は通常のWindowsパソコン、またMacintoshなどと大きく異なる。これら普通のパソコンでの画像処理は、VRAMという特殊RAMのメモリ一つ一つがモニターのピクセルと関連付けられていて画像処理の度に書き換わる、ビットマップ方式と呼ばれるもので、高速なスクロール処理には向かない、といった欠点を持つ。対してAMIGAはWindowsを採用する以前のPC-9801シリーズなどと似た、ビットプレーン方式という画像処理方法を採用していた。単色の画面を複数重ねることで多色表示をする構造で、ビットマップ方式と比べるとビットプレーン方式は色数が少ない場合にスクロール処理が比較的有利である。AMIGAは使用目的に合わせて必要な画面の数を変えることで処理速度とメモリの節約をしていた。VRAMというグラフィック表示専用のメモリ領域がなく、各種カスタムチップでメモリを共用していたからである。
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