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A WILL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 17:12 UTC 版)

A WILL
LUNA SEAスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル オルタナティヴ・ロック
時間
レーベル ユニバーサルJ
プロデュース LUNA SEA
チャート最高順位
LUNA SEA アルバム 年表
LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES
2011年) 
A WILL
(2013年)
LUNA SEA 25th Anniversary Ultimate Best -THE ONE-
NEVER SOLD OUT 2
2014年
『A WILL』収録のシングル
  1. The End of the Dream/Rouge
    リリース: 2012年12月12日
  2. Thoughts
    リリース: 2013年8月28日

  3. リリース: 2013年11月13日
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A WILL』(ア ウィル)は、日本ロックバンドLUNA SEAの8枚目のオリジナルアルバム2013年12月11日に発売された。

概要

7枚目のアルバム『LUNACY』以来13年5ヶ月ぶり[1]で、REBOOT後としては初のオリジナルアルバムである。初回限定盤は通常版含む4形態で発売。

「合宿で曲を作る」というバンドの原点回帰の元、アルバム作りはスタートした[2]。アルバムタイトルの「A WILL」は、RYUICHIによる提案で、「1つの意志」、ないし、未来に向けての「遺書」という意味が込められている[3]

シングルのうち「PROMISE」(配信限定)、「THE ONE -crash to create-」は未収録となった。

プロモーション

楽曲解説

  1. Anthem of Light
    Jによると、終幕前の最後のシングル「LOVE SONG」に収録されている「INTO THE SUN」へのアンサーソングであり、リズムもあえて近いビートが使われている[3]
  2. Rouge
    Jがリズムアレンジをしている[2]。16作目のシングルの2曲目。「GOODYEAR EAGLE LS EXE」CMソング。
    わずかにシングルと違っており、表記はないがアルバムバージョンで収録。
  3. The End of the Dream
    16枚目のシングルの1曲目。
    わずかにシングルと違っており、表記はないがアルバムバージョンで収録。
  4. MARIA
    歌詞はRYUICHIとINORANの共作。2010年「REBOOT」ツアーの東京ドーム公演で初披露された曲。
    歌詞・アレンジが発表当初とは変更されている。
  5. Glowing
    これまでのLUNA SEAにはなかった3連のエイトビートの曲で、Jは「今のLUNA SEAがやったら絶対、カッコよくなる曲を!」と思いながら作ったとのこと[2]
  6. 18作目のシングル曲。テレビ朝日系ドラマ『都市伝説の女』第2期オープニングテーマ。ドラムソロは、SUGIZOが真矢にリクエストする形で作られた[2]
    シングルには無かったイントロが付いており、表記はないがアルバムバージョンで収録。
  7. absorb
    原曲の段階ではほとんど骨組だけで、INORANは真矢に「ドラムは好きに叩いてくれ」と伝えた[2]
  8. Metamorphosis
    SUGIZOによると、この曲は「ハードコアスピードメタルの体を成したプログレ」だという[4]。仮タイトルは「ACID FAST」[4]
  9. 銀ノ月
    2010年の「REBOOT」ツアーの東京ドーム公演で初披露された「Days of Repetition」の改題曲。原曲は終幕の頃には存在していたが当時のLUNA SEAでは完成させることが出来なかったので温めてあった。
    歌詞・アレンジが発表当初とは変更されている。
  10. Thoughts
    17作目のシングル曲。オンラインアクションRPG「マスター オブ カオス」CMソング。
  11. Grace
    曲の最後はストリングスの演奏のみでフェードアウトし、1曲目の「Anthem of Light」に繋がっていくように構成されている[3]

収録曲

通常盤・初回限定盤
SHM-CD
全作詞・作曲・編曲: LUNA SEA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Anthem of Light」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
2.Rouge(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
3.The End of the Dream(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
4.「MARIA」(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA
5.「Glowing」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
6.(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
7.「absorb」(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA
8.「Metamorphosis」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
9.「銀ノ月」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
10.Thoughts(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA
11.「Grace」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
合計時間:
初回盤発売形態
初回限定盤A PREMIUM PACKAGE / Blu-ray Disc
初回限定盤B / DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「The End of the Dream」(MUSIC VIDEO)  
2.「Rouge」(MUSIC VIDEO)  
3.「Thoughts」(MUSIC VIDEO)  
4.「乱」(MUSIC VIDEO)  
5.「The End of the Dream/Rouge」(TV SPOT)  
6.「Thoughts」(TV SPOT)  
7.「乱」(TV SPOT)  
アナログ盤サイズ SPECIAL PACKAGE / ※ユニバーサルストア限定販売。
SIDE A
全作詞・作曲・編曲: LUNA SEA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Anthem of Light」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
2.「Rouge」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
3.「The End of the Dream」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
合計時間:
SIDE B
全作詞・作曲・編曲: LUNA SEA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「MARIA」(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA
2.「Glowing」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
3.「乱」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
合計時間:
SIDE C
全作詞・作曲・編曲: LUNA SEA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「absorb」(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA
2.「Metamorphosis」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
合計時間:
SIDE D
全作詞・作曲・編曲: LUNA SEA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「銀ノ月」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA
2.「Thoughts」(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA
3.「Grace」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA
合計時間:

評価

市川哲史は「『新しい音楽を創造するぜ!』的な力みも、『LUNA SEA様の再降臨だぁ!』的な高揚もなかった。要は見事な『LUNA SEA:40代バージョン』である」「LUNA SEAが結成以来24年目にして作った最もロックバンドらしいアルバム」と評している[5]

脚注

  1. ^ LUNA SEA、13年5ヶ月ぶり新作発売”. オリコン (2013年11月11日). 2013年12月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e LUNA SEA、真矢が語るバンドの進化”. BARKS (2013年12月11日). 2014年3月15日閲覧。
  3. ^ a b c LUNA SEA、Jが語る奇跡のアンサンブル”. BARKS (2013年12月14日). 2014年3月15日閲覧。
  4. ^ a b LUNA SEA、SUGIZOが語る『A WILL』”. BARKS (2013年12月9日). 2014年3月15日閲覧。
  5. ^ 垣内出版刊「逆襲の<ヴィジュアル系>-ヤンキーからオタクに受け継がれたもの-」市川哲史著p.61より。

「A WILL」の例文・使い方・用例・文例

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