851/888(1992年)
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「ドゥカティ・851」の記事における「851/888(1992年)」の解説
1992年式になると、通常版は851ストラーダ(5型)と851を名乗るが、高性能限定版は888SP4に888SPSと車種名が初めて888となった。 この年はストラーダもエンジンに手が加えられた。インジェクターは1気筒あたり1個のままながら、給排気バルブがそれぞれ1mmずつ拡大されてSP系と同じ吸気33mm径に排気29mm径となり、圧縮比は10.5:1へ下げられながらも最大出力は95ps(後輪計測)を発揮した。SP4では基本的に前年のSP3を踏襲しながら最大出力111psを発揮。SPSではSP4よりも更なる高性能を目指し、吸気34mm径に排気30mm径の大型吸排気バルブ、カムシャフト、H断面コンロッド、クランクシャフト、湾曲型ラジエター、テルミニョーニ製サイレンサーなど、レース仕様である888コルサの部品を随所に採用し、最大出力120ps(後輪計測)を発揮した。 車体については、この年式でまたもや外装が変更される。シートカウルがやや細身の形状に変わり、サイドカウルも細部の形状が変更され、センターカウル(シュウラド)が追加された。ストラーダではシートカウルに格納式のグラブバーも装備された。フレームも細部が改良され、ステアリングヘッド廻りの製造方法や、前側ステッププレートの取り付け部分の形状が変更されている。燃料タンクは前年までのアルミ製から一般的な鉄鋼製となり、上面前部にエア抜き用の凸部がある形状に変更され、容量が17Lとなった。タンクはSP4でも同様とされた。ただし、SPSのみカーボン(CFRP)製タンクが標準装備(日本向け正規輸入車ではアルミ製)とされ、同じく前側フェンダーもカーボン製とされた。ブレーキは前側にブレンボ製異径対向4ピストン式キャリパーが、ストラーダとSP4およびSPSに採用された。前後ホイールとタイヤや前後サスペンションは、ストラーダとSP4/SPSともに前年を踏襲している。
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