6×6cm判二眼レフカメラのオプション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 15:01 UTC 版)
「ローライ」の記事における「6×6cm判二眼レフカメラのオプション」の解説
非常に多くのオプションがある。互換性はある程度保たれているものの使用できないモデルもあるので注意が必要である。 ローライキン(Rolleikin ) - 135フィルムを使用し24×36mm(ライカ)判で撮影できるが、ローライフレックス用とローライコード用がありその間の互換性はない。 ローライフィックス(Rolleifix ) - 三脚に迅速脱着できるクイックシュー。 ローライルクス(Rolleilux ) - バヨネットIでカメラに装着する露出計内蔵レンズフード。全体が美しいクロームメッキ。露出計はゴッセン製で、携行時はフードの内側に折り畳めるため破損の可能性も低い。 ローライマリン(Rolleimarine ) - ローライフレックス3.5Fで水中撮影をするためのカプセル。 ローライモーター(Rolleimot ) - モータードライブ。重く高価であったため普及しなかった。 ローライメーター(Rolleimeter ) - ファインダー前面に取り付け、繰り出される前板で連動される外付け連動距離計。ローライがレンジファインダー式カメラになる。ピントフードが脱着可能になったモデルには使用できない。部品組み替えによりF2.8レンズとF3.5レンズの両方に対応する。 ローライマグナー(Rolleimagnar ) - 焦点距離を4倍にするフロントコンバージョンレンズ。 ローライムター0.7×(Rolleimutar 0.7× 、1963年発売) - 焦点距離を0.7倍にするフロントワイドコンバーター。カール・ツァイス製で製造数は約1000個。ネジ止めアダプターリングの交換によりバヨネットI・バヨネットII(3.5F用と3.5E3用の2種あり)・バヨネットIII(1.5×用リングと形状は異なる)に対応するが、元々はローライフレックス3.5F用に造られた製品。純正の四角いロングストラップ付き茶革ケースが付属し、このケースは専用の2本のピンで連結できる。 ローライムター1.5×(Rolleimutar 1.5× 、1963年発売) - 焦点距離を1.5倍にするフロントテレコンバーター。カール・ツァイス製で製造数は約1000個。ネジ止めアダプターリングの交換によりバヨネットI・バヨネットII(3.5F用と3.5E3用の2種あり)・バヨネットIII(0.7×用リングと形状は異なる)に対応するが、元々はローライフレックス3.5F用に造られた製品。純正の四角いロングストラップ付き茶革ケースが付属し、このケースは専用の2本のピンで連結できる。 ローライナー(Rolleinar ) - 接写レンズ。バヨネットI、バヨネットII、バヨネットIIIにそれぞれ1から3号があり、テレローライ専用に0.7と0.35がある。 ローライペンタプリズム(Rolleipentaprism ) - アイレベルファインダー。ファインダーフードが交換できるモデルに使用できる。 アイリスストップ - 被写界深度を見るためのファインダー用絞りで、簡易な光学露出計も兼ねている。ファインダーレンズに被せて使用し、アタッチメントφ28.5mmカブセのモデルにしか使用できない。 アングルミラー - 正面からは撮影しにくいスナップ写真等90度横向きに撮影できるアタッチメント。ファインダーレンズに被せて使用し、アタッチメントφ28.5mmカブセのモデルにしか使用できない。 パノラマヘッド - カメラを左右に首振りさせて迅速に数枚撮影することでパノラマカメラとして使用できるアタッチメント。 プレートアダプター - 大名刺判乾板を使用する1枚撮り用アタッチメント。 ステレオヒットメント - カメラを左右にスライドさせて迅速に2枚撮影することでステレオカメラとして使用できるアタッチメント。
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