41歳寿命説論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 22:33 UTC 版)
『実説・大予言』に記されていた「21世紀初めには環境汚染の影響で日本人の平均寿命が大幅に下がる」という見解を、1990年に『41歳寿命説』として世に送りマスコミで大きな話題となった。テレビ朝日系『こだわりTV PRE★STAGE』はこのテーマで特集を組み、西丸も円より子らとともに出演した。 この著書によると、「今の若者はナチスのガス室にいるのも同然であり、昭和34年(1959年)以降に生まれた世代は41歳までしか生きられない」と断じている。しかし日本人の平均寿命は2009年時点で見ても毎年更新され続けており、1990年からの約20年でおよそ4歳伸びている。この事実と自説の整合については亡くなるまで公にコメントしなかった。また『文藝春秋』(1990年12月号)は医学博士中原英臣と科学評論家佐川峻による「西丸震哉の41歳寿命説は大嘘」という批判記事を掲載。「環境ブームに乗ったもので、科学的根拠に基づかない」と一蹴した。
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