300番台編入改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:05 UTC 版)
「JR東日本キハ100系気動車」の記事における「300番台編入改造車」の解説
1995年(平成7年)に特急仕様車として登場した300番台(後述)を使用終了後に改造の上編入したグループである。キハ110形14両 (223 - 236) およびキハ111+112形2両編成3本6両 (210 - 212) が1997年(平成9年)に改造された。 改造工事は改造前に新津運輸区に転属していたキハ110-223, 224(←301, 302)のみ郡山工場、そのほかの長野総合車両所(→長野総合車両センター)所属車は同所で行われ、それぞれ新潟地区、飯山線に投入されている。 他の200番台とは以下の相違点がある。 天井の蛍光灯に設けられていたカバーは存置。 デッキは撤去し、他の一般車と同様の仕切りを設置。ただし、便所部分の壁面処理等に名残がみられる。 窓枠に物を置く面台はロングシート部化された箇所を含め存置。 車いすスペースとなった部分の荷棚は、郡山改造車はすべて存置。長野改造車は窓枠1つ分のみ撤去。 種車の仕様からキハ111形のトイレは車端部に洋式のものを設置(キハ110形は従来どおりの和式)。
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