3階の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:25 UTC 版)
「おじい様と共にある棟」の最高位の地位と権力を持つシャドー。顔を見せることは滅多に無いが、屋敷周辺にある村に出向く際は顔を見せる。定期的に持ち回りで生き人形のもとになる人間の子ども達を調達する。 ソフィ 声 - 花守ゆみり 蝶の髪飾りと蝶の羽の飾りが付いた服が特徴的なシャドー。普段は落ち着いた振る舞いをしているが、すすのことになると理性を失い、ジョンが岩を破壊した際は思わず顔を出した。蝶の口吻に似てカールした長い舌を持ち、これで煤を舐める。 ライアン 声 - 岸尾だいすけ 天然パーマが特徴のシャドー。顔は青白く目付きが悪い。すすを鞭のように操る。ケイトたちのお披露目を見物しながら「優秀なやつより華々しく落ちる奴が見たい」「絶望した顔が見たい」とこぼす等、趣味が歪んでいる。エドワードの演出は気に入ったものの、試験方法についてはジョゼフとともに「顔に余計なことを考えさせる」と批判、また「試験官としては死にかけのシャドーを一対落としただけ」と罵った。 ドロシー 声 - 日笠陽子 黒髪のロングヘアと胸元を大きく露出したドレスが特徴。顔にはしっかりとメイクを施し、またモーフをペットにしている。享楽的な性格だが、シャドーハウスの人間らしく「出来損ないが淘汰されるのは当然」と発言する冷淡な一面もある。屋敷周辺の村に出向くのは楽しんでいる模様。 ジョゼフ 声 - 三宅健太 立派な髭をたくわえ片眼鏡を掛けたシャドー。保守的な考えの持ち主。 偉大なるおじい様 声 - 土師孝也 シャドー家の主。シャドーのこどもたちは「偉大なるおじい様は絶対である」という教えを第一に受ける。 詳細は不明だが相当の巨躯。生き人形たちからは「シャドー家を統率するシャドーハウスの王、生き人形の生みの親、偉大なる創造主様」と呼ばれている。摂取した人間に自身への強い崇拝心と忠誠心を抱かせる効果のあるすすを生み出し、それを混入させた「特別な珈琲」を与えることで生き人形たちを支配し、また生き人形が主人であるシャドーに影響を与えることで、屋敷のシャドーたちをも間接的に支配下に置いている。 現在はすす能力に長けたシャドーを欲しているらしく、ケイトたちのお披露目についても「シャドー一族の可能性を試す実験場とし、シャドーの覚醒を早めるという結果を残した」と評価し、エドワードに「こどもたちの棟」の管理権限を与えた。
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