3歳時の快進撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 03:25 UTC 版)
「オンスロート (競走馬)」の記事における「3歳時の快進撃」の解説
かつて大井が豪サラを輸入した際にオパールオーキツトやミツドフアームを購入した八王子牧場場長得居喜一の手により、大井競馬場の抽選馬として見出される。 3歳となった1959年7月に田中九兵衛厩舎からデビューすると、いきなり800mのレコードタイとなる49.2秒の時計で楽勝。2戦目ではレコード更新となる49.1秒、さらに4戦目には自身の記録を大幅に塗り替える48.4秒で駆けてみせるなど、早くもずば抜けた素質を示した。10月にサンセイカツプに敗れてデビュー以来の連勝は7つで止まったが、船橋の重賞・平和賞では同馬に雪辱して重賞制覇。次走の平場戦では3歳馬としては異例の60キロの斤量を背負ったが、これもまったく苦にせず快勝している。 そして、オンスロートは当時の南関東のサラブレッド3歳にとって最大の目標であった全日本三歳優駿へと歩を進める。ここでも向こう正面から早めにスパートをかけると、2着以下の後続馬に15馬身もの大差をつける次元の違う走りでレコード勝ちを果たした。 なお、同競走にはのちに中央競馬で再戦することとなるタカマガハラも出走し3着となっている。
※この「3歳時の快進撃」の解説は、「オンスロート (競走馬)」の解説の一部です。
「3歳時の快進撃」を含む「オンスロート (競走馬)」の記事については、「オンスロート (競走馬)」の概要を参照ください。
- 3歳時の快進撃のページへのリンク