24時間通り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:27 UTC 版)
24時間通り(Rua 24 horas)は長さおよそ120mの通りに24時間営業の飲食店など、34の店が軒を連ねる商店街の一種。その機能を象徴するかのごとく、通りの両端には「24時間時計」が据え付けられている。パイプを組み合わせたモダンな造りで1992年に開業した。 こうした夜間も営業する商店街(飲食店街)というのはブラジルでは珍しい試みで、市民に安心して憩えるスペースを提供するだけでなく、周辺の治安悪化に対する抑止効果も期待された。 この通りは、当時の市長ジャイメ・レルネルが日本を訪れた際、夜でも賑やかな神戸の三宮の繁華街を見て感心したことをきっかけに発案・建設された。 しかしながら試みは失敗に終わり、現在、商店街は閉鎖されて24時間時計のみが残っている。
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