2017年の撤去に対する抗議運動
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「ロバート・E・リー像」の記事における「2017年の撤去に対する抗議運動」の解説
「2017年のユナイト・ザ・ライト・ラリー」を参照 2017年5月13日の土曜日、解放公園(英語版)オルタナティブ右翼の代表的な人物として知られるリチャード・B・スペンサーが主宰する、リー将軍像撤去に対する抗議集会が開かれた。集会の参加者は、たいまつを手に、人種差別的なスローガンや「ロシアは我らが友」という言葉を斉唱した。また、参加者の中には竹でできた長たいまつ(英語版)を掲げていた者もいたが、警察が来て解散を命じた際に火を消して去っていった 。 抗議の参加者たちは翌日再び集まってろうそくを使った抗議集会を一晩中行ったため、何百人ものシャーロッツビル市民の目をひくこととなった 。 シャーロッツビルの市長であるマイケル・シンガーは、リー将軍像の撤去に賛成しており、抗議運動を非難し、リー将軍像を保存する財団はこれらの抗議集会の参加者とは一切関係がないとした。この抗議集会で衝突は発生したものの、けが人や逮捕者は出なかった。 2017年7月8日、クー・クラックス・クランのロイヤル・ホワイト・ナイツはリー将軍像の撤去に対する抗議運動をシャーロッツビルで行った。抗議運動に参加した団員約50人に対し、何百人もの反対勢力が押し寄せた。駆け付けた警察は催涙ガスを使用し、23人を逮捕した。 同年8月12日、複数の白人至上主義勢力が参加する抗議集会が開かれ、白人至上主義者たちと反対勢力との間で衝突が発生し、死傷者を出すほどの大惨事となった。
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