2015年以前の国外出生者の割合
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「2015年欧州難民危機」の記事における「2015年以前の国外出生者の割合」の解説
2014年のEU圏内居住者の圏外出生者数は3300万人でEU加盟28カ国の総人口(5億人強)の7%を占める。比較のために挙げると日本の総人口における国外出生者は1.63%、ロシアは7.7%、アメリカが13%、カナダが20%、オーストラリアが27%である。難民を除いた、つまり正規の手続きを踏んだEU圏内への移民者数は2010年から2013年の間に140万人であり、2010年以降減少している。 2014年以前の難民申請の2014年以前のピークは1992年(672,000件)、2001年(424,000件)、2013年(431,000件)である。2014年は626,000件を記録した 。国際連合難民高等弁務官事務所によれば2014年末までに難民を受け入れた国は規模の大きい順にフランス(252,264件)、ドイツ(216,973件)、スウェーデン(142,207件)、イギリス(117,161件)である。上位10カ国にヨーロッパ以外の国は出てこない。 2014年以前に欧州対外国境管理協力機関が発見した不法越境者数のピークは、2011年(141,051名)である。この数字は陸路越境、海路越境の区別をしておらず、難民を装っているだけの人々も含まれる。
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