2015年以降の再編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 20:42 UTC 版)
「グルメシティ」の記事における「2015年以降の再編」の解説
2014年5月28日、イオン社長の岡田元也は同社株主総会の席上で、「ダイエーの事業を関東と関西のグルメシティに特化し、それ以外の地域についてはイオングループとの統合再編を進める」との方針を示した。 ダイエーはイオングループ入りに際し北海道と九州を事業部制に移行しており、関東・関西以外のグルメシティはマックスバリュの地域子会社へ移管の上で店舗網を抜本的に見直す方針とみられている。 またこの前日に日本経済新聞が掲載したインタビュー及び9月24日の記者会見に於いて岡田は、関西のマックスバリュやKOHYO・ピーコックストア等の店舗を逆にダイエーへ移管して「グルメシティ」または「イオンフードスタイル(仮称)」などの数ブランドに再編することも選択肢に入っていることを明らかにした。 2015年9月1日に北海道の6店舗をマックスバリュ北海道株式会社(現・イオン北海道株式会社)へ、九州地区の13店舗をマックスバリュ九州株式会社(現・イオン九州株式会社)へそれぞれ移管した。大半の店舗は店舗ブランドを「マックスバリュ」へ屋号変更することとなっており、継承日当日にリニューアルオープンする店舗(北海道1店舗、九州地区11店舗)を皮切りに、順次、新店舗ブランドでリニューアルオープンが行われた。また、九州地区の一部店舗はフードディスカウントストア業態の「ザ・ビッグ」へ業態転換される例もあり、南福岡店は近隣に雑餉隈店があるために業態転換して新規開業したのを皮切りに、一旦「マックスバリュ」に屋号変更した店舗についても、小倉足立店は2015年10月3日に、土井店は同年11月9日にそれぞれ「ザ・ビッグ(小倉足立店は派生業態の「ザ・ビッグエクスプレス」)」に業態転換されている。 さらに、ダイエーが運営していた「グルメシティ」をグループ会社の株式会社ビッグ・エーへ移管し、同社が運営するディスカウントストアである「Big-A」へ業態転換した店舗も見られるようになり、2016年3月26日に2店舗、同年4月23日に2店舗を順次「Big-A」に業態転換した。 また、2015年3月21日に西八王子店が改装の上「ダイエー」に屋号変更したのを皮切りに、改装のタイミングで「グルメシティ」から「ダイエー」に転換される店舗が増加している。 2017年8月10日、2019年度中に「グルメシティ」全店舗を「ダイエー」に統一することが発表されたが、2021年4月の時点で「ダイエー」に屋号変更されずに「グルメシティ」の屋号で営業している店舗が多数存在する。 2019年8月24日には、東浦和店が「ダイエー」の新店舗分類の一つである「イオンフードスタイル」に転換されている。
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