2014年度 - 現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:31 UTC 版)
「日本フットボールリーグ」の記事における「2014年度 - 現在」の解説
2014年度からは、J2との昇降格は2014年から新設されたJ3リーグ(J3)との間で行われ、JFLからはJ3への参入という形がとられた。なお、J3からJFLへの成績案件での降格もない(但し経営面の問題でのJリーグ退会<クラブライセンスの没収・交付停止>による降格はあり得る)。 JFLからJ3への参入条件(Jリーグ百年構想クラブ認定クラブに限定。J3ライセンスを申請できるのは、J3ライセンス申請をする前年の11月30日までに百年構想クラブを申請していることが前提となる)については、下記の通り。 J3スタジアム要件に関する審査を受け、合格すること。 J3ライセンス基準に関する審査を受け、合格すること。 (上記2件に合格することを前提として実施される)Jリーグ入会審査を受け、合格すること。 以上の条件をすべて満たした上で、当該年度のJFLに於いて以下の要件をすべて満たすこと。当該年度のJFLでの最終順位が「4位以内」であり、なおかつ「Jリーグ百年構想クラブのうちで上位2クラブに入っている」こと。(上位4クラブ中3クラブ以上が百年構想クラブである場合は1・2位が昇格対象となり、3位以下は対象から外れる。「百年構想クラブ」であることが上位条件であり、百年構想クラブ中1・2位のチームがJ3ライセンスを持たずJ3リーグへの参入ができない場合、3位以下チームにJ3ライセンスがあっても繰り上げは行われない。2クラブ以下である場合は4位以内に入ったそのクラブが昇格の対象となる。) 1試合平均入場者数が2,000人を超えており、かつ3,000人に到達することを目指して努力していると認められること。 年間事業収入が1億5000万円以上になり、かつ債務超過ではないことが、合理的に見込まれること。 なおJ3ライセンスを保有し、なおかつ4-1の順位案件をクリアしていても、上記4-2・4-3の案件をクリアできなかった場合、特例がなければJ3入会ができない事例 もある。 また上記の通り、当面はJ3リーグからJFLへの降格は、J3ライセンス未交付によりJリーグを除名・退会せざるを得ない場合を除き基本的には行われないが、2017年1月の信濃毎日新聞との記者会見に応じたJリーグチェアマン(取材当時)の村井満は、将来的なJ3の成績によるJFL降格の制度を採り入れる可能性を示唆しており、2017年6月に行われたJリーグ理事会でも、J3リーグのあり方(全国リーグの維持等)に関連してJ3からJFLへの降格(入れ替え)制度の導入を含めて議論が行われている。 2020年度から、上記の4-2と4-3の案件に関しては、新型コロナウィルスによる、入場者数制限(無観客含む)が行われていることなどから、一時的にこの項は削除されており、順位案件のみとなっている。
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