2013年の計画の大幅見直し案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 16:47 UTC 版)
「ルナグローブ計画」の記事における「2013年の計画の大幅見直し案」の解説
2013年4月に、それまで2013年に打ち上げを予定していたルナ・レスールスと、2014年に予定していたルナグローブは、フォボス・グルントの失敗を受けて信頼性向上が必要となったため、打ち上げ時期と順番、名前を以下のように変更した。 2015年、ルナ25 (Luna Glob Lander):月の南極に着陸する小型ランダーで、50cm掘削して月のレゴリスを分析する。 月着陸システム技術の実証および、通信システムや長期運用の蓄積も図る。 2016年、ルナ26 (Luna Glob Orbiter): 月の高度100kmを周回する極軌道衛星で、月表面の全球マップを作成し、月の周辺環境を測定する。また着陸地点の偵察も実施。長期間にわたって観測運用を行う予定。 2017年、ルナ27 (Luna Resource-1): 月の南極に大型の着陸船を送り、月のレゴリスや表面の揮発性物質などを調べる。また、月の極低温サンプルを採取するための掘削技術も試験する。 2019年、ルナ28 (Luna-Resource-2): 詳細は未定だが、月の極域の(極低温)サンプルリターンを目指す。 2020年、ルナ29 (Luna-Resource-3): こちらも詳細は未定。大型の月面車ルノホートを運ぶことを検討。
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