2012年ロンドンオリンピックのレスリング競技とは? わかりやすく解説

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2012年ロンドンオリンピックのレスリング競技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 01:42 UTC 版)

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2012年ロンドンオリンピックレスリング競技(2012ねんロンドンオリンピックのレスリングきょうぎ)は8月5日から12日までエクセル展覧会センターで開催された[1]。前回同様男子フリースタイル・グレコローマン、女子フリースタイルの3種目で行われた。

競技日程

男子フリースタイル96kg級のメダリストたち。左から順にバレリ・アンドリツェフ(銀)、ヤコブ・バーナード(金)、ゲオルギ・ゴグチェリーゼ(銅)、ヘタグ・ガジュモフ(銅)。

時間はイギリス夏時間(UTC+1)[2]

グレコローマン

時間 種目
8月5日 13:00-15:45 55kg & 74kg準決勝まで
17:45-20:15 55kg & 74kg3位決定戦および決勝
8月6日 13:00-15:45 60kg, 84kg & 120kg準決勝まで
17:45-20:15 60kg, 84kg & 120kg3位決定戦および決勝
8月7日 13:00-15:45 66kg & 96kg準決勝まで
17:45-20:15 66kg & 96kg3位決定戦および決勝

女子

時間 種目
8月8日 13:00-15:45 48kg & 63kg準決勝まで
17:45-20:15 48kg & 63kg3位決定戦および決勝
8月9日 13:00-15:45 55kg & 72kg準決勝まで
17:45-20:15 55kg & 72kg3位決定戦および決勝

男子フリースタイル

時間 種目
8月10日 13:00-15:45 55kg & 74kg準決勝まで
17:45-20:15 55kg & 74kg3位決定戦および決勝
8月11日 13:00-15:45 60kg, 84kg & 120kg準決勝まで
17:45-20:15 60kg, 84kg & 120kg3位決定戦および決勝
8月12日 08:30-11:15 66kg & 96kg準決勝まで
12:45-15:15 66kg & 96kg3位決定戦および決勝

競技結果

男子

フリースタイル

階級
55kg級  ジャマル・オタルスルタノフ
ロシア (RUS)
 ヴラディメル・ヒンチェガシヴィリ
グルジア (GEO)
 ヤン・ギョンイル
北朝鮮 (PRK)
 湯元進一
日本 (JPN)
60kg級  トグラル・アスガロフ
アゼルバイジャン (AZE)
 ベシク・クドゥホフ
ロシア (RUS)
 コールマン・スコット
アメリカ合衆国 (USA)
 ヨゲシュワル・ドゥット
インド (IND)
66kg級  米満達弘
日本 (JPN)
 スシル・クマール
インド (IND)
 アジュレク・タナタロフ
カザフスタン (KAZ)
 リバン・ロペス
キューバ (CUB)
74kg級  ジョーダン・ブローシュ英語版
アメリカ合衆国 (USA)
 サデグサイード・グダルジ
イラン (IRI)
 ハトシュ・ガボル
ハンガリー (HUN)
 デニス・チャーグシュ
ロシア (RUS)
84kg級  シャリフ・シャリホフ
アゼルバイジャン (AZE)
 ハイメ・エスピナル
プエルトリコ (PUR)
 ダト・マルサジシビリ
グルジア (GEO)
 イーサン・ラシュガリ
イラン (IRI)
96kg級  ジェイク・バーナー英語版
アメリカ合衆国 (USA)
 バレリ・アンドリツェフ
ウクライナ (UKR)
 ゲオルギ・ゴグチェリーゼ
グルジア (GEO)
 ヘタグ・ガジュモフ
アゼルバイジャン (AZE)
120kg級  コメイル・ガセミ
イラン (IRI)
 ビリャル・マホフ
ロシア (RUS)
該当者なし  ダウレット・シャバンベイ
カザフスタン (KAZ)
 テルベル・ドラグネフ
アメリカ合衆国 (USA)

グレコローマンスタイル

階級
55kg級  ハミド・スーリヤン
イラン (IRI)
 ロフシャン・バイラモフ
アゼルバイジャン (AZE)
 モドス・ペーテル
ハンガリー (HUN)
 ミンギヤン・セメノフ
ロシア (RUS)
60kg級  オミド・ノルージ
イラン (IRI)
 レバズ・ラシヒ
グルジア (GEO)
 ザウル・クラマゴメドフ
ロシア (RUS)
 松本隆太郎
日本 (JPN)
66kg級  金炫雨英語版
韓国 (KOR)
 レーリンツ・タマシュ
ハンガリー (HUN)
 マヌチャー・ツカダイア
グルジア (GEO)
 スティーブ・ゲノ
フランス (FRA)
74kg級  ロマン・ブラソフ英語版
ロシア (RUS)
 アーセン・ジュルファラキャン
アルメニア (ARM)
 アレクサンドル・カザケビッツ
リトアニア (LTU)
 エミン・アマドフ
アゼルバイジャン (AZE)
84kg級  アラン・クガエフ英語版
ロシア (RUS)
 カラム・イブラヒム
エジプト (EGY)
 ダニャル・ガジエフ
カザフスタン (KAZ)
 ダミアン・ジャニコースキー
ポーランド (POL)
96kg級  グハセム・レザエ
イラン (IRI)
 ルスタム・トトロフ
ロシア (RUS)
 アルツル・アレクサンヤン
アルメニア (ARM)
 ジミー・リドベリ
スウェーデン (SWE)
120kg級  ミハイン・ロペス
キューバ (CUB)
 ヘイキ・ナビ
エストニア (EST)
 リザ・カヤルプ
トルコ (TUR)
 ヨハン・エウレン
スウェーデン (SWE)

女子

フリースタイル

階級
48kg級  小原日登美
日本 (JPN)
 マリア・スタドニク
アゼルバイジャン (AZE)
 キャロル・ハイン
カナダ (CAN)
 クラリサ・チャン
アメリカ合衆国 (USA)
55kg級  吉田沙保里
日本 (JPN)
 トーニャ・バービーク
カナダ (CAN)
 ジャクリン・カスティージョ
コロンビア (COL)
 ユリア・ラトケビッチ
アゼルバイジャン (AZE)
63kg級  伊調馨
日本 (JPN)
 景瑞雪
中国 (CHN)
 バトチェチェグ・ソロンゾンボルド
モンゴル (MGL)
 リュボフ・ボロソワ
ロシア (RUS)
72kg級  ナタリア・ボロベワ
ロシア (RUS)
 スタンカ・ズラテバ
ブルガリア (BUL)
 グゼル・マニュロワ
カザフスタン (KAZ)
 マイデル・ウンダ
スペイン (ESP)

国・地域別のメダル獲得数

男子グレコローマンスタイル120kg級のメダリストたち。左から順にミハイン・ロペス(金)、ヘイキ・ナビ(銀)、リザ・カヤルプ(銅)、ヨハン・エウレン(銅)。
男子フリースタイル66kg級のメダリストたち。左から(1人おいて)順にスシル・クマール(銀)、アジュレク・タナタロフ(銅)、米満達弘(金)、リバン・ロペス(銅)。
国・地域
1 ロシア (RUS) 5 2 4 11
2 イラン (IRI) 4 1 1 6
3 日本 (JPN) 4 0 2 6
4 アゼルバイジャン (AZE) 2 2 3 7
5 アメリカ合衆国 (USA) 2 0 3 5
6 キューバ (CUB) 1 0 1 2
7 韓国 (KOR) 1 0 0 1
8 グルジア (GEO) 0 2 3 5
9 ハンガリー (HUN) 0 1 2 3
10 アルメニア (ARM) 0 1 1 2
カナダ (CAN) 0 1 1 2
インド (IND) 0 1 1 2
13 ブルガリア (BUL) 0 1 0 1
中国 (CHN) 0 1 0 1
エジプト (EGY) 0 1 0 1
エストニア (EST) 0 1 0 1
プエルトリコ (PUR) 0 1 0 1
ウクライナ (UKR) 0 1 0 1
19 カザフスタン (KAZ) 0 0 4 4
スウェーデン (SWE) 0 0 2 2
21 コロンビア (COL) 0 0 1 1
フランス (FRA) 0 0 1 1
リトアニア (LTU) 0 0 1 1
モンゴル (MGL) 0 0 1 1
北朝鮮 (PRK) 0 0 1 1
ポーランド (POL) 0 0 1 1
スペイン (ESP) 0 0 1 1
トルコ (TUR) 0 0 1 1
合計 17 17 36 70

ドーピング騒動

  • 男子フリースタイル74㎏級は当初ウズベキスタンのソスラン・ティギエフが銅メダルを獲得したものの、禁止薬物のメチルヘキサンアミンが検出されたため失格。3位決定戦でティギエフに敗れたハンガリーのハトシュ・ガボルが銅メダルに繰り上がった[3]
  • 男子フリースタイル120㎏級は当初ウズベキスタンのアルトゥール・タイマゾフが金メダルを獲得したものの、再検査によってドーピング違反が発覚したため剥奪された[4]。さらに、銀メダルを獲得したジョージアのダビド・モズマナシビリも禁止物質の筋肉増強剤(デヒドロクロルメチルテストステロン)が検出されたとしてメダル剥奪となった[5]。そのため、3位だったイランのコメイル・ガセミとロシアのビリャル・マホフが同時に金メダルに繰り上がることになった。2位は該当者なしとみなされるも、3位には当初5位だったカザフスタンのダウレット・シャバンベイとアメリカのテルベル・ドラグネフが繰り上がることになった[6]

脚注

外部リンク



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