クラリサ・チャン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 04:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動獲得メダル | ||
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クラリサ・チャン | ||
女子レスリング | ||
アメリカ合衆国 | ||
オリンピック | ||
銅 | 2012 ロンドン | 48kg |
世界選手権 | ||
金 | 2008 東京 | 48kg |
パンアメリカン競技大会 | ||
金 | 2012 キシミー | 48kg |
銀 | 2011 グアダラハラ | 48kg |
金 | 2010 モンテレー | 48kg |
金 | 2009 マラカイボ | 48kg |
金 | 2008 コロラドスプリングス | 48kg |
クラリサ・チャン(Clarissa Chun)こと、クラリサ・キョウコ・メイ・リン・チャン(Clarissa Kyoko Mei Ling Chun、女性、1981年8月27日 - )は、アメリカ合衆国・ハワイ州ホノルル出身のレスリング選手である。日本ではクラリサ・チャンと報道されるが、現地での発音はクラリッサ・チュンが近い。
人物
中国系の父と福岡県出身の祖母を持つ日系三世の母の間に生まれた[1]。
7歳で柔道を始め、高校でレスリング転向[2]。ミズーリバレーカレッジ卒業。
北京オリンピックでは48kg級準決勝で伊調千春に敗れ、3位決定戦でもイリーナ・メルレニに敗れ5位[1][2]。しかし、直後に東京で行われた世界選手権では準決勝で坂本真喜子を降し[3]、初の金メダル。その後、幼稚園で英語を教えるため岐阜県中津川市に4ヶ月間滞在した[1]。
2012年ロンドンオリンピックでは3位決定戦でメルレニに対して雪辱を果たして銅メダル獲得[1][2]。
脚注
- ^ a b c d “米の「京子」、レスリング銅 ハワイ生まれの日系4世”. 朝日新聞デジタル. (2012年8月10日)
- ^ a b c “雪辱遂げた「一本背負い」=日系米国人のチャン-レスリング〔五輪・レスリング〕”. 時事ドットコム. (2012年8月9日)[リンク切れ]
- ^ “63kg級・西牧未央が初出場で世界女王へ! 48kg級・坂本真喜子は2度目の銅メダル獲得”. 2012年8月10日閲覧。
外部リンク
- クラリサ・チャンのページへのリンク