2010年世界選手権代表チーム
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「バスケットボール男子アメリカ合衆国代表」の記事における「2010年世界選手権代表チーム」の解説
北京五輪で金メダルを獲得したアメリカは世界選手権の予選を免除された。アメリカは世界選手権では1994年以来優勝から遠ざかっていた。当初北京五輪のチームから2,3人が入れ替わるだけで大部分の選手は出場するものと見られていたが、予定していた10人の選手全てが怪我やフリーエージェントになったこと、休養、個人的理由などにより代表入りを拒絶、12人の新しい選手が招集されたがスーパースターの不在に対してBチームとこき下ろされた。またコーチがガードや経験の浅い若手選手を多くメンバーに入れてビッグマンが不足することも批判の的となった。 大会ではスピードと運動能力に優れたアメリカは予選リーグでブラジル戦こそ2点差での勝利だったものの残る4試合を全て2桁得点差をつけて勝利、決勝トーナメントでも55点差、10点差、15点差をつけて勝ち上がり決勝ではホスト国のトルコに17点差をつけて優勝、ロンドンオリンピックの出場権を獲得した。大会MVPにはケビン・デュラントが選ばれラマー・オドムは同一年にNBAファイナルと世界選手権で優勝した初めての選手となった。
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