2007年学長選挙 - 文科省前事務次官が学長に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:27 UTC 版)
「山形大学」の記事における「2007年学長選挙 - 文科省前事務次官が学長に」の解説
2007年9月、学長選挙学内意向投票では工学部の小山清人が378票で1位、医学部、地域教育文化学部が推した文部科学省前事務次官の結城章夫が355票で2位となった。しかし、意向投票の翌日に行われた学長選考会議の結果、14票中10票を集めた結城章夫が学長に就任した。学長就任に際しては、全国初の事務次官天下り学長と注目を集め、学長選挙の不明朗な経緯も含めて新聞に批判的な記事が掲載された。事務次官在任中に山形大学関係者と接触したことは、天下りを制限した国家公務員法に抵触する可能性も指摘された。また、山形大学学長選考規則は現職の国家公務員には学長候補者の資格がないと明記しているが、この点も瑕疵があったのではとの指摘もなされた。 しかし、9月に結城学長下で発足した新理事会には、天下り反対派であった小山、中島勇喜(農学部)も加わり、全学体制が敷かれた。そして、学長就任後4ヶ月を経た頃には、教職員からの評価は早くも急上昇したと報じられている。 2014年3月末をもって結城は山形大学学長を退任。2014年4月1日より小山清人が山形大学学長に就任した。
※この「2007年学長選挙 - 文科省前事務次官が学長に」の解説は、「山形大学」の解説の一部です。
「2007年学長選挙 - 文科省前事務次官が学長に」を含む「山形大学」の記事については、「山形大学」の概要を参照ください。
- 2007年学長選挙 - 文科省前事務次官が学長にのページへのリンク