2000年代のクッキングトイブーム
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「クッキングトイ」の記事における「2000年代のクッキングトイブーム」の解説
2007年末から急激に市場が盛り上がりはじめたとされ、2008年から話題になったともいわれている。このブームの理由として、不景気や物価高騰の影響で、人々の食事や遊びの場が外から内へと移行したこと、また玩具に実用性が求められはじめたことが挙げられる。 ブームのきっかけとなった商品について、日本証券新聞の報道では、タカラトミーの「いえそば」としている。メーカー希望小売価格は1万3125円だが、発売から1か月で2万個を販売した。ただしタカラトミー新規事業本部の城崎恭平は、クッキングトイブームが人気を後押ししたことは認めているものの、クッキングトイブームの中で生まれた商品というわけではなく、団塊の世代の人々が余暇を楽しむために開発した玩具であるとの旨を述べている。 タカラトミーの「いえそば」は、蕎麦作りの際に最も難しい工程とされる「水まわし」(粉と水をなじませる工程)が容易に行えるよう設計されている。中高年男性を中心に人気がある。 幅広い世代に人気があるのは、バンダイの「のりまきまっきー」である。プレスリリースでは、2008年3月末までに10万個の販売が計画されていた。2007年7月下旬に発売された後、2008年8月の段階で15万個を販売したと報じられている。
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