2代目 W126(1979年-1991年)
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「メルセデス・ベンツ・Sクラス」の記事における「2代目 W126(1979年-1991年)」の解説
詳細は「メルセデス・ベンツ・W126」を参照 1979年9月にフランクフルトモーターショーで初公開された。側面には「サッコプレート」と呼ばれる大型のプロテクターが付き、他車のデザインにも少なからず影響を与え、流行のスタイルとなった。ドアサッシュはボディと同色に塗られ、メッキモールディングが施されている。歴代モデルでは、最長の12年間の長きにわたって製造・販売された。 主な安全機構に、エアバッグや衝突時にシートベルトを巻き上げる「シートベルトプリテンショナー」がある。500SELには「ハイドロニューマチックサスペンション」がオプション設定される。オートマチックトランスミッションは4速となった。 初期のエンジンラインナップは、直6の2.8L、V8の3.8L、同5L、直5ターボディーゼルの3Lであった。 年次改良では直6の2.8Lが3Lに、V8の3.8Lが4.2Lに、同じくV8の5Lが5.6Lに排気量アップされ、直5ターボディーゼルの3Lは6気筒化された後、3.5Lに排気量アップしている。 他国の初期仕様は本国仕様とパワーの差や排気量の差が大きかったため、380SELまでしか正規で導入されていなかった時代はアメリカ国内でも並行輸入車を買い求めるオーナーも少なくなかった。 全世界のW126の総販売台数は818,063台。12年間販売されたためであるが、年間の販売台数に換算しても歴代トップの売れ行きである。
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