2ユーロ記念硬貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 00:15 UTC 版)
詳細は「2ユーロ記念硬貨」を参照 2004年以降、2ユーロ額面の記念硬貨が発行され、市中に流通している。この記念硬貨は裏面に描かれる主題が発行国ごとに異なるものであり、ユーロを使用する国で有効に使うことができる。 最初に発行された2ユーロ記念硬貨はアテネで開かれた2004年夏季オリンピック大会を記念したもので、ギリシャが作成した。2005年にはオーストリア国家条約署名・発行50周年を記念した硬貨を作成、2006年にはドイツが初めて記念硬貨を作成し、主題にはホルステン門が描かれた。その後、ドイツでは2007年にシュヴェリン城、2008年に聖ミヒャエル教会が描かれた記念硬貨が発行されている。これらの記念硬貨は大量に発行・流通されている。ドイツでは16年間は、通常版であるアドラーを描いた2ユーロ硬貨を発行せず、連邦州のモチーフを描いた2ユーロ硬貨を1年ごとに代えながら発行する予定になっている。ただ2008年には流通を目的として、通常版の2ユーロ硬貨が大量に鋳造されている。 2007年3月25日、ローマ条約署名50周年を記念して、当時のユーロ圏13か国は共通の図画とそれぞれの国の公用語およびラテン語での文章を刻んだ記念硬貨を発行した。また2009年1月1日には、経済通貨統合10周年を記念した2ユーロ硬貨が発行された。
※この「2ユーロ記念硬貨」の解説は、「ユーロ」の解説の一部です。
「2ユーロ記念硬貨」を含む「ユーロ」の記事については、「ユーロ」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書から2ユーロ記念硬貨を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から2ユーロ記念硬貨 を検索
- 2ユーロ記念硬貨のページへのリンク