1990年代中期と解散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/15 22:10 UTC 版)
「コクトー・ツインズ」の記事における「1990年代中期と解散」の解説
1995年に発売された2枚のシングルのうち、「Twinlights」はピアノとアコースティック・ギターとボーカルだけのアコースティックな曲であり、一方、「Otherness」はシーフィール(Seefeel)のマーク・クリフォード(Mark Clifford)との共作で、コクトー・ツインズの曲のエレクトロニックなリミックスであったが、ともにバンドのこれまでのシングルとはまったく異なったもので、実験的と評された。 1996年には、これらのシングルの曲を一部含む8枚目のアルバム『ミルク&キス』がリリースされ、そこから「Tishbite」と「Violaine」の2枚のシングルがカットされた(いずれもカップリング曲が異なる2バージョンがある)。バンドは精力的にツアーを行い、そこで披露された「Touch Upon Touch」がコクトー・ツインズの最後の曲となった。この曲のレコーディングはツアーの前に行われていた。 1997年の9枚目で最後となるはずだったアルバムのレコーディング中に、バンドは突如として解散した。部分的に録音され完成することができる曲もあったが、バンドはどんな形であれ完成されたり、リリースされることはないだろうと述べている。 2005年1月31日に、コクトー・ツインズは、4月30日の「Coachella Valley Music and Arts Festival」で再結成し演奏すると発表したが、これはフレイザーの個人的理由により3月16日にキャンセルされた。
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