1990年代中ごろ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/09 19:38 UTC 版)
「Open Inventor」の記事における「1990年代中ごろ」の解説
1990年代中ごろ、Inventor と Performer を分けておく理由はないとの認識が広まり、性能とプログラムの容易性を兼ね備えた高レベルのAPIを開発するプロジェクトが開始された。その成果が Cosmo 3D である。しかし、Cosmo 3D は設計段階がまずかったためか、実用面でいくつか問題を抱えていた。 最終的にこれらの成果がインテル、IBM、DECとの OpenGL++ の開発に繋がっていった。これは、Cosmo 3D をよりクリーンアップしてオープンにしたバージョンであり、SGI は Cosmo 3D プロジェクトを中止してこちらに全力で取り組んだ。結果として OpenGL++ は失敗に終わった。この時点でSGIは Open Inventor に関する事業を完全に廃止し、全てを TGS に譲り渡した。
※この「1990年代中ごろ」の解説は、「Open Inventor」の解説の一部です。
「1990年代中ごろ」を含む「Open Inventor」の記事については、「Open Inventor」の概要を参照ください。
- 1990年代中ごろのページへのリンク