1990年代中頃の低価格路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:55 UTC 版)
「フォード・ジャパン」の記事における「1990年代中頃の低価格路線」の解説
1994年、アメリカ製マスタングと欧州製モンデオを日本へ投入し、フォルクスワーゲン・ゴルフを標的とした比較広告展開を行うなど積極的に低価格を強調して、国産車並みの低価格で販売した。GM系のシボレーやオペルなどを輸入していたヤナセも追随してシボレー・カマロを大幅値下げし、オペル・ヴィータは150万円台のグレードを投入した。1996年に輸入フォード車の販売台数が21000台の最高記録を達成して低価格路線は短期的に成功するが、フォード=廉価車というイメージを持たせリセールバリューにも影響するなどの弊害をもたらし、輸入車にプレミアム性を求める市場において中・長期的観点では結果的に失敗であった。
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