1990年代② 次世代メーカー登場
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「ゲイビデオ」の記事における「1990年代② 次世代メーカー登場」の解説
1990年前後頃から、代わって台頭し始めたのは、ブロンコ・スタジオ(1987年設立)、キャンパスビデオ(1988年設立。アイダックスの前々身)、パラダイス(1988年設立。アキ総合企画、後のアルゴスタジオ)、ギンギンクルー(1988年設立。後のSPORTS MAN'S OFFICIAL VISION、96年にジャック・リードに変更)、コートコーポレーション(1993年設立。Power Gripとして第1号を出したのは1991年)、オフィスカワサキ(1992年設立)、「ガレオン」(マグマ,1993年設立)、ケーオーカンパニー(1994年設立)、ゲンマビデオ(1995年設立)、チークス (1995年設立)等の次世代メーカーであった。 キャンパスビデオは「バナナランド」シリーズの前身「キャンパス通信」シリーズで、「街角BOYS◯秘拝見コーナー」という素人ノンケのナンパ企画を始めた。このコーナーは街角の素人のんけをナンパし、アミダクジをやらせて当たったら賞金、外れたらペニスやアナル、お尻を見せるというものだった。パラダイスの作品では、面接官(川口昭美)が本番撮影前にモデルにインタビューしてオナニーの回数や初体験年齢などを聞き出し、モデルの本音や素顔に迫るようになった。パワーグリップもスポーツマンのナンパや面接企画、サウナでのいたずら企画などを始めた。いずれも芸術性重視の旧来メーカーにはなかった企画であり、この頃から現在のゲイAVのスタイルは確立した。こうして素人ナンパ物や少し後の本格的なSM物(80年代前半に既にポルノショップ系や素人作品のSM物はあった)等バリエーションの幅が広がっていった。
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