1975年版ルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 07:58 UTC 版)
「リスク (ボードゲーム)」の記事における「1975年版ルール」の解説
この2人ゲームルールは、基本的には普通のリスクと同じルールで行われる。各プレイヤーは40単位のコマを持ち、交互に1つずつ、まだ占領されていない領土を、両者14個ずつ占領するまで置く。残ったコマは、各人が既に置いた14のマスに置いていく。コマの置かれなかった14のマスは、中立地帯である、とみなす。これらの軍隊は2人が選んだのとは別の色で表現し、各領土ごとに同盟軍を2単位、計28単位が、占領されていない領土に置かれることになる。 各プレイヤーは通常のルールでゲームを始める。ターンの開始時に、追加されるコマ数を数え、総数の半分(端数切り捨て)を同盟軍として得る。例えばコマ数が9単位なら同盟軍の数は4単位となる。各人は自分のコマをルールに従って置き、攻撃が終わらせた直後(防備のためにコマ移動をする前)に、相手プレイヤーが同盟軍の占領地に(先ほど数えた分の)コマを置く。 各プレイヤーは、通常のルールで攻撃を行う。プレイヤーは相手プレイヤーか同盟軍を攻撃できる。もし同盟軍を攻撃する場合、相手プレイヤーが守備のためのサイコロをふることになる。同盟軍が置かれた直後には、同盟軍を置いたプレイヤーが相手プレイヤーを同盟軍で攻めてもかまわない。もちろんそれらをすぐに使う必要はなく、使わない場合はその領土に蓄積されることになる。そして、この時点で同盟軍を使わなかった場合、もう一方のプレイヤーは置かれたコマを同盟軍として使っても構わない。同盟軍を使う際は、自分の領土を攻撃してはいけない。同盟軍は、リスクカードを手に入れることはなく、上記に書かれた方法のみによって軍の増援を行う。 同盟軍の攻撃を終えていいと相手プレイヤーが判断したら、プレイヤーは自軍の防備を行う。同盟軍は防備のための移動は行わない。 ゲームは、どちらかのプレイヤーが全ての領土を失うまで行う。同盟軍が領土を失ったら、同盟軍についての行動は以後行わず、通常のルールに従ってプレイを行う。
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