1967年 - 1960年代最後の日本GP開催、ホンダがワークス活動を一部停止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 08:16 UTC 版)
「ロードレース世界選手権の沿革」の記事における「1967年 - 1960年代最後の日本GP開催、ホンダがワークス活動を一部停止」の解説
1967年に富士スピードウェイで開催された日本GPが、1960年代に日本で開催された最後のロードレース世界選手権(WGP)になる。また、ホンダは今シーズンから125ccクラスと50ccクラスでのワークス活動を停止し、500ccクラスと350ccクラス、250ccクラスへの参戦になる。500ccクラスでは、ジャコモ・アゴスチーニ(MVアグスタ)が世界チャンピオンになり、マイク・ヘイルウッド(ホンダ)がランキング2位になる。今シーズンの500ccクラスで優勝したのはこの2人だけである。350ccクラスでは、マイク・ヘイルウッド(ホンダ)が世界チャンピオンに、ラルフ・ブライアンズ(ホンダ)がランキング3位になる。250ccクラスでは、マイク・ヘイルウッド(ホンダ)が世界チャンピオンになり、ラルフ・ブライアンズ(ホンダ)がランキング4位、フィル・リード(ヤマハ)が2位、ビル・アイビー(ヤマハ)が3位になる。メーカー選手権もホンダが獲得する。ホンダが抜けた125ccクラスでは、ビル・アイビー(ヤマハ)が世界チャンピオンに、フィル・リード(ヤマハ)がランキング2位になり、またヤマハは初めて125ccクラスのメーカーチャンピオンになる。50ccクラスでは、ハンス=ゲオルグ・アンシャイント(スズキ)が世界チャンピオンに、片山義美(スズキ)がランキング2位、スチュアート・グラハム(スズキ)が3位になり、スズキが圧勝する。
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