1967 - 1968年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 01:33 UTC 版)
「インペリアル (自動車)」の記事における「1967 - 1968年」の解説
1967年式モデルのインペリアルは外板の下は全く新規となり、他のクライスラーの車種に合わせて独立したシャーシからモノコック構造へ変更された。スタイリングは全般的に簡潔な線で構成されたエンゲルのテーマに沿ったものであったが、インペリアルをリンカーン調から独自の路線に引き戻すために細部には多数の変更が加えられた。車体後部の盾は残されたがスペアタイヤを模したバルジは完全に取り払われ、実質的に全幅に渡るテールライトは盾から左右に真っ直ぐに後部フェンダーのクローム製の後端部まで伸びていた。顔つきは幾分1966年式モデルに似ていたが、ヘッドライトのガラス製カバーは取り払われていた。 この年の新しいモデルは、他のモデルの窓枠のないハードトップとは異なる窓枠付きの入門用モデルの「インペリアル・セダン」(Imperial Sedan)であった。より高出力を発生する440エンジン付きのTNT版がオプションで選択できた。 1968年式モデルのインペリアルは前年からほとんど変わらなかった。ラジエターグリルは、薄い水平の輝くクロームの棒が中央で縦のクロームの棒と円形のインペリアルの鷲紋章とで分割されていた。後部はテールライトを覆っていた水平の棒が取り払われていた。この年式がインペリアル・コンバーチブルの最後の年であった。
※この「1967 - 1968年」の解説は、「インペリアル (自動車)」の解説の一部です。
「1967 - 1968年」を含む「インペリアル (自動車)」の記事については、「インペリアル (自動車)」の概要を参照ください。
- 1967 - 1968年のページへのリンク