1914年の橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 15:18 UTC 版)
初代の橋の川上側の位置に1914年(大正3年)開通し、初代の橋より付け替えられた二代目の旧登竜橋は初代の橋よりも高い位置に架設され、斜材を逆ハの字に組んだプラットトラス構造を持つ1径間の木造上路トラスドアーチ橋で、橋の設計者は増田淳である。橋長は40.006メートルあり、支間長は38.4メートル、幅員は総幅員は3.9メートルで有効幅員は3.0メートルである。橋面は橋の両端と中央部で0.9メートルの高低差があるため、太鼓橋のように弓なりに反った構造で、アーチリブの全体の高さは支承より5.8メートルである。高欄は檜材製で銅製の擬宝珠が取り付けられた宝珠柱が14箇所設置されていた。アーチライズ比(アーチリブの高さと長さの比)が小さく一見すると桁橋のようにも見える。構造上橋の両端は勾配が付くため階段状に凹凸が設けられていた。
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