154形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/20 19:35 UTC 版)
1962年3月に1121形1136を種車に自社で救援車に改造された110号を、1966年1月に武庫川車両工業で無蓋式の電動貨車に再改造した。 改造内容は151とほぼ同じであるが、ホイストが設けられていない分積載重量が大きく、荷重は8tとなった。前面は151~153と異なり、幌座が完全に撤去された。台車及び電装品は種車のものを流用して台車はボールドウィン75-25Aを履き、歯車比は61:14(歯数比4.35)の強力型に変更された。モーターはGE-203Pを4個搭載し、制御器は153同様昇圧対応の単位スイッチ式間接非自動式のものに換装されたほか、小容量のMG(電動発電機)とAR式自動直通ブレーキを取り付け、連結器は151,152同様バンドン式密着連結器に換装され、その上に工事車両牽引用の簡易連結器の受けが取り付けられた。
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